Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

HJ 『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)ユニット研究

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『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)SPI社の『Strategy & Tactics』誌第78号、後にSPI社がボックスゲーム『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)として出版(日本ではホビージャパンの和訳がついた)し、その後、ホビージャパンから出版され、さらにその後、『コマンドマガジン』第81号として再版されたのが『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)だ。

 

このゲームは、ユニット数200個。うちドイツ軍65個。アメリカ軍65個。70個が戦力チットやマーカーだ。

ターン別に、ユニット数と戦闘力、航空戦力をグラフにしたのが以下の図である。

本ゲームでは戦闘力の記載がなく戦力チットを引いて戦闘力が確定する。

最初の戦闘時に、プレイヤーはチットを引き、士気水準と兵員充足度によって戦闘力が決まる。士気水準は1,2,3で1が低く3が高い。兵員充足度はA,B,Cがあり、Aが高くCが低い。

3Aは、最低8、最高16、平均12である。

3Bは、最低4、最高12、平均 8である。

3Cは、最低3、最高11、平均 7である。

2Aは、最低5、最高13、平均 9である。

2Bは、最低2、最高10、平均 6である。

2Cは、最低1、最高 8、平均 4である。

1Aは、最低2、最高10、平均5.9である。

1Bは、最低1、最高 7、平均3.8である。

1Cは、最低1、最高 5、平均2.2である。

各ユニットの平均値を使って戦闘力を計算した。またドイツ軍の増援の中にはサイコロを振って登場が決まるものがあるので、それは、確率x戦闘力で計算した。

アメリカ軍は増援がほとんどなく、ドイツ軍が徐々に戦力が増してくる。

そのため、アメリカ軍はドイツ軍の増援が来る前になるべくドイツ軍を撃破し進軍しておきたいところだ。

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