Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Scenario 12 CONFUSION REIGNSを 日本語に訳してみた


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AH/MMP『YANKS』のASL Scenario 12 CONFUSION REIGNSのシナリオカードの日本語訳をしてみた。

 

ASLシナリオの和訳は、ネットを探すと、下記リンク先にもあるが、『YANKS』のシナリオはないようだ。

 

war.game.coocan.jp

こちらに『YANKS』のシナリオ和訳があった。

bojptapp.hatenablog.com

 

このページの日本語訳は、MMP『YANKS』2nd Editionを元にした。

誤訳もあると思うので、正しくプレイするには、オリジナルの英文シナリオを使用してください。

 

このシナリオはオリジナル・バージョンから更新された。(オリジナル・バージョンは『Paratrooper』のシナリオだ。アメリカ軍の戦闘序列に半個分隊追加されているようだ。) シナリオ・デザイン:ドン・グリーンウッド

 

194467日、 STE.-MERE-EGLISE、フランス:von Schlieben将軍は、Ste. Mere-Egliseの奪還を決意し、利用可能な全部隊を最後まで投入した。D-Dayの夜の間、彼らは町の北端の拠点を作ることに成功した。アメリカ軍は最初の砲火で彼らを撃退するよう命令された。パラシュート部隊にとって幸運にも、この行動は、ドイツ軍の指揮系統に致命的な打撃を与えることで始まった。

 

 

 

勝利条件: アメリカ軍はゲーム終了時に、ドイツ軍より12CVP以上、かつ、ドイツ軍の少なくとも2倍のCVPを獲得すると勝利する。

 

バランス:

ドイツ:7-0指揮官をドイツ軍OBに追加する。

アメリカ:勝利条件に必要なCVP比を2:1から3:2に減少させる。

 

 

ターン記録表:

ドイツ軍が最初に配置[120]

アメリカ軍が先に移動[168]

 

戦闘序列:

91空挺歩兵師団第1058擲弾兵連隊の第I大隊と第7軍突撃大隊の一部[ELR:3] 24X5の4ヘクス内に、1ヘクスあたり1以下のMMCを配置する。:{SAN:3}

 

82空挺師団第505パラシュート歩兵連隊第2大隊D中隊の一部[ELR5]

地図盤1に配置する。:{SAN:3}

 

特別ルール:

  1. 開始時、環境条件は普通、無風である。全ての石垣/生垣はボカージュである(B9.5)。

  2.  

    ドイツ軍プレイヤーは、そのMPhの間、現在のターン数+現在の統制状態指揮官数より多くの統制状態MMCの移動ができない。しかし、それぞれの統制状態指揮官は、指揮官とMMCが同一区域でMPhを開始する場合、1MMCをそのプレイヤーターン中この制限から免除できる。非混乱状態ドイツ軍ユニットは、CVPとして数えずに地図盤北端から退出可能。

  3.  

    Wrayの効果的な偵察により、全てのアメリカ軍部隊は、罰則なしで第1ターンに1追加MFを消費可能。

  4.  

    自発的混乱(A10.41)は不可。

結末:Waverly Wray中尉が中隊を攻撃を指揮する準備をしていた時、彼は敵のいる場所を個人的に前方を偵察した。無線機の周りに集まった8人のドイツ兵に、彼が出会った時、彼は彼ら全員を撃ち、突撃を始めるために中隊に走って戻った。彼は知らなかったが、第1058擲弾兵連隊第1大隊の指揮官と司令部(HQ)スタッフを殺したのだった。そのため、指揮系統が麻痺したドイツ軍は、反撃が遅れ、側面を急速に突かれ、かろうじて包囲を回避し、混乱して北に退却した。Wrayは3か月後、Nijmegen橋で戦死した。