K2P『Age of Dogfights : WWI』で早速ソロプレイしてみた。
選んだ機種はカードの1番と2番でイギリス軍はAirco DH.2。
ドイツ軍はFokker E.IV
拡張ボードから進入する。
拡張ボードのパトロールゾーンに配置する。
ヘクスになっているのはアクセスポイントだ。地図盤東西へのアクセスポイントは3本の矢印が出ており、南北へのアクセスポイントは2本の矢印が出ている。
高度レベルは4機とも2。
■第1ラウンド
パトロールゾーンからアクセスポイントへ移動。
■第2ラウンド
まずは水平飛行を覚える。
英軍1番機は青ダイスを振ると-1
速度は4-1=3
英軍2番機は青ダイスを振ると+1
速度は4+1=5
青ダイスは通常の速度の高低、緑ダイスはフルスロットルの速度の増減を表す。
独軍1番機は青ダイスを振り0
速度は5
独軍2番機は青ダイスを振り+1
5+1=6
■第3ラウンド
英軍1番機は青ダイス-1
速度は4-1=3
トークン上のローマ数字が旋回回数でDH.2はIV回旋回できる。
英軍2番機は青ダイス+1
速度は4+1=5
爆弾マーカーで通った経路を表現した。5移動し3回旋回している。左右どちらにも旋回できるようだ。
両機とも次回高度上昇できるように機首を上げた。
独軍1番機は青ダイス0
速度5+0=5
2番機は青ダイス+2
速度5+2=7
両機とも機首上げ。
■第4ラウンド
英軍1番機は機首上げしているのでL2からL3へ変更する。
青ダイス+1
4+1-1=4
上昇すると移動力が自動的に-1される。
英軍2番機もレベル3にして青ダイス+1
4+1-1=4
独軍1番機もレベル3にして青ダイス+1
5+1-1=5
独軍2番機もレベル3にして青ダイス0
5+0-1=4
■第5ラウンド
英軍1番機はレベル4にして青ダイス+2
4+2-1=5
英軍2番機もレベル4にして青ダイス0
4+0-1=3
独軍1番機はレベル4にして青ダイス+1
5+4-1=5
独軍2番機もレベル4にして青ダイス-1
5-1-1=3
独軍1番機の機首が英軍2番機の後方に入り、距離も1dなので射撃可能だ。
この場合は射撃解決表のB列でダイス2個を振る。
9,10でダメージを与え、11,12で撃墜だ。
ダイスは7!ミスだ!
独軍1番機の弾薬を減らす。
■第6ラウンド
英軍1番機はフルスロットルの緑ダイスで+1
4+1=5
英軍2番機はフルスロットルの緑ダイスで+4
4+4=8
独軍1番機は同じ高度で直進すると英軍2番機にぶつかるからよけないといけないのか?
青ダイス+2
5+2=7
右旋回だけだとジャイロ効果でII+1=III回旋回可能だ。
独軍2番機は青ダイス+1
5+1=6
左旋回はジャイロ効果でII-1=Iだ。
■第7ラウンド
英軍1番機は青ダイス+1
4+1=5
英軍2番機は青ダイス+2
4+2=6
後で気づいたが、ここで英軍1番機は独軍2番機を射撃できた!!
AH『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズの癖で両軍移動後射撃と勘違いしていた。
独軍1番機は青ダイス+1
5+1=6
独軍2番機は青ダイス-1
5-1=4
もう少しで背後をとれる。
■第8ラウンド
英軍1番機は青ダイス+1
4+1=5
英軍2番機は青ダイス0
4+0=4
独軍1番機は青ダイス-1
5-1=4
独軍2番機は青ダイス-1
5-1=4
■第9ラウンド
英軍1番機青ダイス0
英軍2番機青ダイス+2
4+2=6
独軍1番機青ダイス-1
5-1=4
独軍2番機青ダイス-1
5-1=4
独軍2番機が英軍2番機を、背後からの攻撃で射撃解決表のB列を、使ってダイスを振ると9
!!
ダメージあり!
ダメージのダイスを振る。
エンジンのダメージにより移動力-2だ。
■第10ラウンド
英軍1番機緑ダイス+2
4-+2=6
英軍2番機青ダイス0
4-2=2
機首下げ
独軍1番機が青ダイス+1
5+1=6
独軍2番機が青ダイス0
5+0=5
■第11ラウンド
英軍2番機青ダイス+1
4-2+1+2=5
降下するのでレベル3へ。1移動するとレベル2へ。降下は3レベルまでできるがここまでとして水平飛行に戻す。
英軍1番機青ダイス0
4
能動射撃ルールを読むと「自分の手番に」とある。
この場合、射撃できるのか!?
もしかして前にもこういう瞬間あったかもしれない!!
英軍1番機は遠距離射撃で射撃解決表のB列でダイスは9!!
ダメージはエンジン!!
英軍2番機も射撃解決表のB列でダイスを振るとダイスは10!!
「飛行機が2回目のダメージを受けた場合、その飛行機は直ちに「撃墜」となり、」とあるので独軍1番機撃墜!!
■感想
移動、射撃の繰り返しで、サクサク、プレイできて楽しめるゲームだ。
移動や高度変更ルールも簡単だ。
射程距離が1から2ヘクスしかないので相手の背後にもっていくのがなかなか難しい。
今回使わなかったが、インメルマン・ターンなどのエアロバティック飛行ルールや
パイロットの技量や天候ルールもある。
能動射撃ルールを読むと「自分の手番に」とある。
AH『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズの癖で、両軍移動してから射撃するものとばかり思っていた。「そうすると先攻が圧倒的に不利だなぁ」と思ったが、このゲームでは、自分の移動後、射撃できる位置にいたら射撃できるのだ。
単純だがそれでいいのだ。そうすると、今回は第7ターンで英軍が射撃できたではないか!!!
サクサクとリズム感よくプレイできるこのゲームは、もっともっとやりこんでみたいゲームだ。