Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ターンごとのユニット数/攻撃力推移 コマンドマガジン第46号『D-DAY』

コマンドマガジン第46号『D-DAY』のターンごとのユニット数推移を調べてみた。

連合軍は毎ターン機甲師団と歩兵師団を1個ずつ上陸させたという仮定で作成した。

作戦能力3のユニットは3フェイズ攻撃できるので攻撃力を3倍してある。同様に作戦能力2のユニットは2フェイズ攻撃できるので攻撃力を2倍した。このゲームでは戦闘=>移動の手順なので、移動の一種である上陸直後の連合軍ユニットは、作戦能力-1している。

ユニット数で見ると、ドイツ軍の方が多く、連合軍がドイツ軍を上回るのは第8ターンになってからだ。

しかし、ドイツ軍は1ユニットあたりの攻撃力が少ないユニットもある。そのため、連合軍の攻撃力が第3ターンにはドイツ軍のそれを上回る。ドイツ軍は第5ターンには頭打ちになるのに対して、連合軍は第8ターンまで攻撃力が伸びていく。

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D-DAYユニット数、攻撃力、防御力推移

装甲/機甲師団を比べてみると、師団数ではドイツ軍が上回っている。攻撃力では連合軍が第3ターンには上回り、それ以後、差がどんどん広がっていく。

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D-DAY機甲/装甲師団ユニット数、攻撃力、防御力推移

歩兵師団を比較すると、ユニット数、攻撃力とも、連合軍が、どのターンも上回っている。特に、第6ターン以後、連合軍の攻撃力は、約2倍を超える。

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D-DAY歩兵師団ユニット数、攻撃力、防御力推移

連合軍には、これに加えて、航空支援と艦砲射撃があり、実際の攻撃力の差はもっと大きくなる。