コマンドマガジン第46号『D-DAY』のターンごとのユニット数推移を調べてみた。
連合軍は毎ターン機甲師団と歩兵師団を1個ずつ上陸させたという仮定で作成した。
作戦能力3のユニットは3フェイズ攻撃できるので攻撃力を3倍してある。同様に作戦能力2のユニットは2フェイズ攻撃できるので攻撃力を2倍した。このゲームでは戦闘=>移動の手順なので、移動の一種である上陸直後の連合軍ユニットは、作戦能力-1している。
ユニット数で見ると、ドイツ軍の方が多く、連合軍がドイツ軍を上回るのは第8ターンになってからだ。
しかし、ドイツ軍は1ユニットあたりの攻撃力が少ないユニットもある。そのため、連合軍の攻撃力が第3ターンにはドイツ軍のそれを上回る。ドイツ軍は第5ターンには頭打ちになるのに対して、連合軍は第8ターンまで攻撃力が伸びていく。
装甲/機甲師団を比べてみると、師団数ではドイツ軍が上回っている。攻撃力では連合軍が第3ターンには上回り、それ以後、差がどんどん広がっていく。
歩兵師団を比較すると、ユニット数、攻撃力とも、連合軍が、どのターンも上回っている。特に、第6ターン以後、連合軍の攻撃力は、約2倍を超える。
連合軍には、これに加えて、航空支援と艦砲射撃があり、実際の攻撃力の差はもっと大きくなる。