Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第11号(1984/07/25)

 

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隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。
特集は『激突!!日米機動部隊』だ。

 

p.3 Pacific Fleet 穂積憲仁

HJ『太平洋艦隊』のバトル・レポートだ。

日本軍を河合秀郎氏、米軍を塩谷伸一郎氏が担当した。

 

日本軍のフィジー諸島攻略作戦は米軍の反撃で失敗するが、ポートモレスビー攻略作戦は成功する。米軍はギルバード諸島、ソロモン方面、ポートモレスビー方面で3正面反攻作戦を開始する。

ウェーキ島を米軍が占領する。

ソロモン方面とウェーキ島方面に日本軍が出撃し、片道燃料で出撃した大和武蔵によって、ウェーキ島沖海戦では日本軍の大勝利となる。

 

両軍予想外の展開で面白いバトル・レポート(AAR)だ。

 

p.14 比較研究 FLAT TOP VS 航空母艦 大平英樹

AH『日米航空母艦の戦い』(Flat Top)とTH『航空母艦』のシステムについて、テーマ、索敵、性能、戦闘について、比較してまとめている。

とてもわかりやすい。結論は、「コンピュータを使用することが空母戦をシミュレートするのに唯一かつ最上の方法だと思うようになってきた」というのだが、その通りだと思う。

 

p.24 '84東京おもちゃショー 新製品最前線!

エポック社から『遠すぎた橋』は結局発売されたのだろうか?

 

p.38 インタビュー アドテクノス 朝日出版をはなれて

アドテクノスのシミュレーション・ブックは当時、鮮烈だった。

「本屋さんが2~3日で返本してしまう店が多い」とのこと。

駅前の個人書店でバイトしていたので、返品する本屋の気持ちはよくわかる。

5人の写真が載っているが、名前が載っていないのが残念だ。

 

p.48 実践!ゲームの作り方 鈴木一也

ゲームデザインのノウハウをわかりやすく説明している記事だ。

地図の入手とヘクスへの落とし方。ユニットの作り方。ユニットのファクターについては企業秘密ということだ。インスタント・レタリングについて記載があるが、懐かし~!

 

 

p.57 お友達の声

あれ!?

私が住んでいた都市と私の名前が載っている!?

投稿した記憶が全然ないのだが・・・。同姓同名の別人か?

 

 

次号も楽しみだ。