久しぶりにWG『MERCURY | MARKET GARDEN』をプレイしてみた。
- ■初期配置
- ■第1ターン(1944/09/17)
- ■第2ターン(1944/09/18)
- ■第3ターン(1944/09/19)
- ■第4ターン(1944/09/20)
- ■第5ターン(1944/09/21)
- ■第6ターン(1944/09/22)
- ■第7ターン(1944/09/23)
- ■第8ターン(1944/09/24)
- ■第9ターン(1944/09/25)
- ■第10ターン(1944/09/26)(最終ターン)b
- ■損害
- ■感想
■初期配置
■第1ターン(1944/09/17)
●インパルスA
ドイツ軍はルール[5.4]により、インパルスDまで移動できない。
イギリス軍第1空挺師団が降下した。
2ユニットとも損害を受けずに降下成功した。
アメリカ軍第82空挺師団が降下した。
3ユニットとも損害を受けずに降下成功した。
アメリカ軍第101空挺師団が降下した。
3ユニットとも損害を受けずに降下成功した。
●インパルスB
空挺部隊がそれぞれ橋の確保に移動する。
ドイツ軍がSon橋(0808)を破壊した。
アメリカ軍第101空挺師団第506連隊がVeghel橋(1008)を確保した。
ドイツ軍がBoxmeerの橋(1013)を破壊した。
Eindhoven(0707)でドイツ軍BattleGroup Gが潰滅した。
アメリカ軍第101空挺師団がこの町を解放し市民の歓呼の声に迎え入れられた。
Nigmegen(1310)でドイツ軍SS Henkeが潰滅し、この町をアメリカ軍第82空挺師団第505連隊が解放した。
●インパルスC
イギリス軍第XXX軍団が攻勢をかけた。
0405のドイツ軍第6降下猟兵師団が全滅した。
0506のドイツ軍WALTHERが全滅した。
●インパルスD
ドイツ軍の反撃でイギリス軍1st AirLandingが2ダメージポイントを受けた。あと1ダメージポイントで潰滅する。
ドイツ軍がNigmegen(1312)奪還のために攻撃をかけた。アメリカ軍第82空挺師団第505連隊はダメージポイント1を受けたが、ドイツ軍はそれ以上のダメージポイント2を受けて一時後退した。
イギリス軍第XXX軍団がドイツ軍BattleGroup Dに攻撃をかけ、全滅させた。
■第2ターン(1944/09/18)
天候は
●インパルスA
ドイツ軍の攻撃で、Driel(1312)でイギリス軍1st AirLandingが潰滅した。
Nigmegen(1312)でアメリカ軍第82空挺師団第505連隊が潰滅した。Nigmegen(1312)をドイツ軍が奪還した。
天候は晴れだ。
イギリス軍第XXX軍団が前進し、Eindhoven(0707)に到達した。
Best(0806)のドイツ軍BattleGroup Fがダメージポイント1を被った。
●インパルスB
ドイツ軍がイギリス軍第1空挺師団を包囲攻撃した。
あとダメージポイント1で全滅だ。
アメリカ軍第82空挺師団第504連隊もあとダメージポイント1で全滅だ。
イギリス軍1/4が空挺降下する。どこに降下していいのかルールに見当たらなかったので、Lower Rine河以北の平地なら自由とした。1609に降下し1610のドイツ軍を攻撃する。降下によりダメージポイント1を被った。
Heumen(1212)でドイツ軍第406歩兵師団が潰滅した。
Best(0806)でドイツ軍BattleGroup Fが全滅した。Battle Groupはすぐに復活するが、VP地点を確保したという点では大きな意味を持つ。
●インパルスC
1511でイギリス軍1/1が全滅した。
Arnhem(1513)近郊に降下したイギリス軍第1空挺師団の損害が大きいと思ったが、ルール[9.0]に「戦闘中とプレイヤーの最後のインパルス中にダメージポイントを除去できるかどうか判断する」とある。「Supply status is checked during combat and during a player's last impulse to determine if a unit can remove a damage point.」
これによってダメージポイントを減らせた可能性があった。そうするともう少し粘れたかもしれない。
1211でアメリカ軍第82空挺師団第504連隊が全滅した。
イギリス軍第XXX軍団がSon橋(0808)に到達した。ルール[8.3]により、次ターン開始時に修復される。
●インパルスD
1609でイギリス軍1/4がドイツ軍3ユニットを後退させた。
■第3ターン(1944/09/19)
天候=雨
Son橋復旧
●インパルスA
1609でイギリス軍1/4がドイツ軍4ユニットをまた撃退した。
イギリス軍第XXX軍団が北上しUden(1009)に到達した。
●インパルスB
とうとうイギリス軍1/4が全滅した。
Heumen(1212)でアメリカ軍第82空挺師団第508連隊が全滅した。
イギリス軍第XXX軍団がGrave(1210)を占領した。
ドイツ軍による橋の爆破は失敗した。
●インパルスC
イギリス軍が1211のドイツ軍を攻撃しドイツ軍を後退させ戦闘後前進で1211に進んだ。
Nigmegen(1312)まであと12.9km(8マイル)だ。
●インパルスD
Nigmegen(1312)郊外で英独の激闘だ。
連合軍は第XXX軍団以外を活性化した。0111でドイツ軍第176歩兵師団が潰滅した。
Turnhout(0501)で英独の激闘で両軍1ダメージポイントを受けた。
■第4ターン(1944/09/20)
天候晴れ
●インパルスA
連合軍は空挺降下したが、第1ポーランド空挺師団がドイツ軍BattleGroup Bと相撃ちにになって全滅した。
●インパルスB
イギリス軍がWeert(0313)を占領した。
イギリス軍がドイツ軍第85師団(CHILL)を全滅させてTurnhout(0501)を占領した。しかし、この町にある橋をドイツ軍は爆破した。
●インパルスC
1311のドイツ軍第10SS装甲師団とSS Graebnerが潰滅した。
●インパルスD
1311でドイツ軍第9SS装甲師団が全滅した。
■第5ターン(1944/09/21)
天候雨
●インパルスA
1211でドイツ軍第107装甲師団が全滅した。
●インパルスB
イギリス第XXX軍がNigmegen(1312)を攻撃した。
●インパルスC
イギリス第XXX軍の執拗な攻撃でドイツ軍はNigmegen(1312)をついに明け渡した。
BattleGroup CとWehrkreisVIをドイツ軍は失った。
●インパルスD
イギリス軍がNigmegenの北岸Elst(1412)を攻撃する。
■第6ターン(1944/09/22)
天候晴れ
●インパルスA
ドイツ軍の増援はルール[10.3]によると、北、東、西の任意のヘクスから進入できる。
ということは、Turnhout(0501)に連合軍がいないので、いきなり占領できた。
連合軍は進撃する際に少しは部隊を残しておかないといけない。
イギリス軍がTilburg(0902)にいたドイツ軍第59歩兵師団を全滅させて同町を解放した。
この後、反転してTurnhout(0501)を奪還しないといけない。
●インパルスB
0411でドイツ軍Erdman空挺師団が全滅した。ドイツ軍による橋の爆破は失敗した。
●インパルスC
イギリス軍第XXX軍団がElst(1412)を守るドイツ軍SS BrinkmanとSS Kraftを全滅させてElst(1412)を占領した。
●インパルスD
Driel(1512)でドイツ軍BattleGroup EとGが全滅した。
■第7ターン(1944/09/23)
天候晴れ
●インパルスA
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃した。
ドイツ軍BattleGroup CとFが全滅した。
●インパルスB
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する。
●インパルスC
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する。
ドイツ軍BattleGroup Gが全滅した。
●インパルスD
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する。
ドイツ軍BattleGroup EとKnaust装甲部隊が壊滅した。
■第8ターン(1944/09/24)
天候晴れ
●インパルスA
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する
●インパルスB
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する
●インパルスC
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する
ついにドイツ軍BattleGroup EとFが全滅した。
●インパルスD
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する
■第9ターン(1944/09/25)
天候雨
●インパルスA
イギリス軍第XXX軍団によるArnhem(1513)攻撃は一時待機しイギリス軍はTurnhout(0501)やHelmond(0810)の占領を目指し勝利得点での勝利を狙う。
●インパルスB
Turnhout(0501)でドイツ軍BattleGroup IとBattleGroup H装甲師団が潰滅し、同市をイギリス軍が解放した。
Helomond(0810)をイギリス軍が解放した。
1314も占領した。
これであとVPヘクス1個を占領したら連合軍の勝利だ。
s'Hertogenbosch(1005)は15-7つまり2-1で2左コラムシフトで1-2だ。
雨なので航空支援がない。またアメリカ軍には砲兵支援がない。
Arnhem(1513)は16-9つまり1-1で左コラムシフト2で1-3だ。
雨なので航空支援がない。しかし砲兵支援がある。それでも戦闘比は1-2だ。
1-2の戦闘比では50%の確率でしかドイツ軍に損害を与えられない。
■第10ターン(1944/09/26)(最終ターン)
いよいよ最終ターンだ。
天候は晴れ!
●インパルスA
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する
●インパルスB
イギリス軍第XXX軍団がArnhem(1513)を攻撃を継続する
ついにドイツ軍BattleGroup CとGが全滅し、Arnhem(1513)にイギリス軍が突入した。
Arnhem(1513)を連合軍が占領したので、連合軍の勝利だ!!
■損害
ドイツ軍は30ユニット中18ユニットが全滅した。
イギリス軍空挺部隊は4ユニット中4ユニット全滅した。
イギリス軍地上部隊は23ユニット中0ユニット。アメリカ軍は8ユニット中3ユニットの損害だ。
■感想
Arnhem(1513)近辺に降下するイギリス軍第1空挺師団はかなり厳しい戦いになる。
第XXX軍団の到着前にほぼ潰滅してしまうと思う。何かうまい戦い方があるのだろうか?
空挺作戦ゲームは、敵の虚を突いた所に降下するから成立すると思う。
降下地点があらかじめわかっていると防御側が対応できてしまう。
空挺作戦における防御側の驚嘆ぶりを実感させるには、降下地点を自由に選択できるようにするべきだと思う。
このゲームのルール・ブックは、特に難しい英文ではないのだが、なぜかわかりにくい。
このゲームは師団規模のためユニット数が少なくて、10ターンという短時間で簡単にマーケットガーデン作戦の雰囲気を追体験できる点で好ゲームだと思う。
それでも、このゲームはルールが簡単で気軽にマーケットガーデン作戦の雰囲気を追体験できる好ゲームだと思う。