AH『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)シナリオ19「冬の激戦」(A Winter Melee)をプレイしてみた。
ソ連軍の冬季反攻によって、ドイツ軍は苦しめられた。そこにソ連軍パルチザン、騎兵、空挺部隊が襲いかかった。
96.狙撃兵、97.モロトフカクテル、98.パルチザン、99.空挺部隊の降下ルールだ。
勝利条件は、第10ターンに、ソ連軍が地図盤3上の石造建物を5個占領することだ。
ドイツ軍はそれを防ぐことだ。
■初期配置
狙撃兵は初期隠匿配置で実際には見えない。
ドイツ軍はわずか10個分隊。ソ連軍は空挺20騎兵12、パルチザン10個分隊の合計42個分隊。
ドイツ軍は勝てるのだろうか?
■第1ターン(1942/02/17)
ドイツ軍は隠蔽マーカーを載せた。
ソ連軍騎兵が地図盤南端から進入してきた。
■第2ターン
ドイツ軍の準備射撃でソ連軍騎兵1個分隊と指揮官Eastnov戦死!!
指揮官Duttoskiも戦闘不能。
ソ連軍第204空挺旅団の降下開始!!
かなり分散した。
ソ連軍が3T4の建物の白兵戦で勝利し、その建物を占領した。
両軍の損害
■第3ターン
ドイツ軍が3T4の建物を奪還した。
-4の狙撃兵が発見された!
両軍の損害
■第4ターン
パルチザンの指揮官Markovitch逃亡
両軍の損害
■第5ターン
ソ連軍騎兵指揮官Duttoski戦死
3T4で白兵戦になり、相撃ち
両軍の損害
■第6ターン
空挺部隊指揮官Berki戦死!
3O5の建物でパルチザン狂暴兵壊滅!!
これでパルチザンの損害が5個分隊に達した。パルチザンは退却開始。
両軍の損害
ソ連軍指揮官残り2名
ソ連軍空挺部隊残り7個分隊。うち3個分隊戦闘不能。残り4個分隊
ソ連軍騎兵残り4個分隊。うち戦闘不能4個分隊。残り0個分隊。
ソ連軍パルチザン残り5個分隊。うち5個分隊戦闘不能。残り0個分隊。
ドイツ軍指揮官残り4名。
ドイツ軍残り8個分隊。
ほぼドイツ軍の勝利が見えてきた。
■第7ターン
両軍の損害
ソ連軍指揮官残り2名
ソ連軍空挺部隊残り4個分隊。うち4個分隊戦闘不能。残り0個分隊
ソ連軍騎兵残り4個分隊。うち戦闘不能4個分隊。残り0個分隊。
ソ連軍パルチザン残り5個分隊。うち5個分隊戦闘不能。残り0個分隊。
ドイツ軍指揮官残り4名。
ドイツ軍残り8個分隊。
■第8ターン
3H10の白兵戦でソ連軍指揮官Dubovich戦死!
両軍の損害
ソ連軍指揮官6人中残り1名
ソ連軍空挺部隊20個分隊中残り3個分隊。うち3個分隊戦闘不能。残り0個分隊
ソ連軍騎兵12個分隊中残り4個分隊。うち戦闘不能4個分隊。残り0個分隊。
ソ連軍パルチザン10個分隊中残り4個分隊。うち1個分隊戦闘不能。残り3個分隊。
ドイツ軍指揮官4名中残り4名。
ソ連軍が勝利条件を満たすことは無理なので
ドイツ軍の勝利!!
■感想
4倍のソ連軍分隊を倒して勝利できるか不安だったが、組織化されていない烏合の衆は怖くないものだ。
ソ連軍指揮官を狙い撃ちして回復させないようにしたのも勝因だった。
このシナリオはパルチザン、騎兵、空挺部隊と登場人物達は面白いのでそれぞれが登場する個別シナリオがあるといい。
このゲーム・スケールだと、空挺降下はかなりの損害が出るしバラバラになるので、かなりリスクのある作戦であることを実感した。
パルチザンは、+1の修整があっても12火力で54%の士気チェック以上の結果になる。戦闘不能になると回復するには5以下の目を出す必要があるがそれはわずか28%。
奇襲と待ち伏せしか戦えないことを身をもって体感した。