英雄開発事業団の『独ソ戦1941』(GERMAN-SOVIET WAR 1941)を入手した。
こちらで販売している。
デザイナーは九条まさはる氏。
ゲームの紹介記事はこちらだ。
haruichiban0707.hatenablog.com
【0】初期配置
【1】第1ターン(1941/6)
ドイツ軍はソ連軍4個軍を壊滅させた。
北方軍集団はリガ(0310)に迫った。
【2】第2ターン(1941/7)
ドイツ軍がソ連軍5個軍を壊滅させた。
オデーサ(1712)、ミンスク(0811)、リガ(0310)を占領した。
ソ連軍のこのターンの増援は実質1個軍だけだ。危ない。
【3】第3ターン(1941/8)
キーウ(1211)のソ連軍が包囲されているが必死に戦う。
ソ連軍は12個軍の増援がやってきた。
【4】第4ターン(1941/9)
ドイツ軍南方軍集団は、ドニエプル・ペトロフスク(1709)、ハルキウ(1507)を占領した。
北方軍集団は中央に向けて旋回する。
キーウ(1211)も遂に陥落した。
ソ連軍は3個軍を失った。
ソ連軍はモスクワ防衛に戦線を張る。
【5】第5ターン(1941/10)
南方軍集団はセバストポリ(2011)、スターリノ(1706)、ロストフ(1905)、オリョール(1206)を占領した。
ソ連軍は4個軍を失った。
それにしてもソ連軍の増援の数が凄い。
【6】第6ターン(1941/11)
モスクワ北方を防衛するソ連軍の戦力が低い部隊ばかりだった!
トゥーラ(1005)でドイツ軍装甲軍が初めて撃退された。
モスクワ(0904)まであと100km(1ヘクス)だ。
ソ連軍は6個軍を失った。
ソ連軍が一部で反撃を試みる。
ソ連軍のモスクワ北方での反撃が成功し、カリーニン(0703)を奪還成功した。
【7】第7ターン(1941/12)(最終ターン)
ドイツ軍がアルハンゲリスクへ向けて突破成功した。
ヴォロネジ(1404)、トゥーラ(1005)を占領した。
そして、モスクワ(0904)を占領した。
ソ連軍は最後の冬季反撃をかける。
ソ連軍の冬季反撃のほとんどが失敗した。
ソ連軍の損害は8個軍に達した。総計31個軍になった。
【8】勝利条件の確認
①2点の都市 4点
レニングラード、モスクワ
②1点の都市 14点
タリーニン、リガ、ミンスク、スモレンスク、トゥーラ、オリョール、キーウ、ヴォロネジ、ハルキウ、スターリノ、ドニエプロ・ペトロフスク、オデーサ、ロストフ、セバストポリ
③突破 2点
1ユニット
合計 20点
ドイツ軍の勝利~~~!!
バルバロッサ作戦の当初の目的だったレニングラード、モスクワを占領し、スターリングラードにもあと一歩と迫った。大ゲルマン民族の東方への生活圏拡大というヒトラーの野望が達成されたのだった。
【9】感想
ソ連軍がレニングラードを簡単に明け渡してしまったのは、完全なポカだった。
ソ連軍の増援が到着し始めるまでにドイツ軍がどこまで進めるかが大きなポイントになる。
中央軍集団によるモスクワへの進撃は、湿地帯に阻まれて思うように進まなかった。
モスクワを目指すのではなく、北と南にどんどん進み勝利条件の都市を占領し、モスクワを南北から包囲するのが、ドイツ軍としてはよい作戦だと思う。
ソ連軍は増援の数は多いがアントライド・システムなので最初に戦うまで戦力がわからない。今回、重要拠点を守っていたのがわずか戦力1ということが多発し大敗した。
少ないユニット数、マップの大きさ、ドイツ戦車軍団に近いシンプルなルールで、独ソ戦をうまく表現したいいゲームだと思う。
せっかく、ユニットに史実の登場ターンが記載しているので、ヒストリカル・シナリオとヒストリカル・ノートもあるともっとよかったなぁ~。