Advanced Squad Leader Starter Kit #2(ASLSK2)のシナリオ、S9「AMBITIOUS ASSAULT」をソロ・プレイした。ASLSK#2では砲兵器が追加されるのだが、このシナリオでは砲兵器が登場しない。
シナリオ和訳はこちら
https://haruichiban0707.hatenablog.com/entry/2023/11/10/190000
シナリオタイトルを直訳すると、「野心的な突撃」と言ったところか。
舞台はイタリアのシシリー島で、シシリー島上陸作戦であるハスキー作戦初日の状況だ。
勝利条件は、6ターン終了時に、S6から7ヘクス以内に統制状態のイタリア軍MMCが存在しないと連合軍の勝利だ。
私としては初登場のイタリア軍だ。一線級分隊で3-4-6なのに驚いた。
混乱状態時(裏返した時)の士気値は5だ。まるで未熟兵だ!
果たして、どうなるだろうか?
目次
■初期配置
北から米軍、南から第4ターンに英軍が侵入してくるので、伊軍は、北に6割、南に4割の分隊を配置する。S6にある「?」マーカーは、勝利条件の目標地点という意味だ。おそらくここは広場なのだろう。
■第1ターン(1943/07/10)
●連合軍プレイヤーターン
米軍が地図盤北端から侵入してきた。
8-0指揮官が指揮する1.5個分隊はK8の建物(黄ダイス)を目指して前進する。
9-1指揮官が指揮する2個分隊はI3の建物(白ダイス)を目指して前進する。
9-2指揮官(ユニット上の名前は違うがシナリオ・カードからSmmon中尉)が指揮する2個分隊はJ3の建物(赤ダイス)を目指す。
「米軍が入ってきて丘の向こうにいる。」と町の住民が知らせてくれた。
伊軍は丘のせいで、米軍を射撃できない。
米軍は伊軍に注意しながらゆっくり前進する。
●イタリア軍プレイヤーターン
伊軍8-1指揮官Degl軍曹は丘の上の建物に入って米軍を待ち受けるか現在の拠点で戦うか迷った。
Degl軍曹は、丘の上の建物で米軍を待ち受けることにし、各部隊に前進を命じた。
伊軍が丘の上の3個の建物に侵入し防御態勢に入った。
■第2ターン
●連合軍プレイヤーターン
米軍9-1指揮官Dimick中尉が指揮する部隊がG2からI3に対して、準備射撃する。
14火力=>12火力でダイス修整(DRM)は石造建物+3指揮能力値-1=+2だ。ダイスの出目(DR)は2!!
結果は3MCだ。MCの結果、DRは7+3=10。ELR1を超えたので、1-3-6がクラス低下し1-2-6になり、混乱状態になった。
もう1個の1-3-6のDRは3なので、MC+3で6。士気値と同じため、釘付け状態になった。
H8にいた8-0指揮官Coyle軍曹率いる1.5個分隊がI8の建物に入った。
すかさず伊軍がK8から5火力で臨機射撃する。
5火力=>4火力で、DRMはFFNAM-1果樹園によるLOS妨害+1石造建物の地形効果(TEM)+3=+3だ。DRは7(色付きダイスは3)。7+3=10で効果なしだ。残留火力2をI8に置く。First FireマーカーをK8に置く。
G6にいた9-2指揮官(Sammon)中尉率いる2個分隊とMMGが、G5の果樹園を移動する。
すかさず伊軍がJ3から臨機射撃する。
5火力=>4火力で、DRMはFFNAM-1果樹園によるLOS妨害+2=+1だ。DRは11(色付きダイスは6)。11+1=12で効果なしだ。残留火力2をG5に置く。First FireマーカーをJ3に置く。
9-2指揮官(Sammon)中尉率いる2個分隊とMMGがG4=>H3と移動を継続する。
伊軍の1-3-6半個分隊がI3からH3へ臨機射撃する。1火力x1/2(釘付け状態)x2(近接射撃)=1火力だ。DRMはFFNAM-1石造建物の地形効果(TEM)+3=+2だ。DRは4だが、2のゾロ目のため畏縮により0.5火力になり、1火力未満のため効果なしだ。First FireマーカーをH3に置く。
伊軍がJ3からH3へ連続臨機射撃(SFF)する。First FireマーカーをFinal Fireマーカーにする。
5火力x1/2=>2.5火力=>2火力で、DRMはFFNAM-1果樹園によるLOS妨害+1石造建物の地形効果(TEM)+3=+3だ。DRは6(色付きダイスは5)。6+3=9で効果なしだ。残留火力1
をH3に置く。
伊軍がK8からI8へ連続臨機射撃(SFF)する。First FireマーカーをFinal Fireマーカーにする。5火力x1/2=>2.5火力=>2火力で、DRMはFFNAM-1果樹園によるLOS妨害+1石造建物の地形効果(TEM)+3=+3だ。DRは6(色付きダイスは4)。6+3=9で効果なしだ。残留火力は2のままだ。
I8からK8へ8-0Coyle軍曹の1.5個分隊が前進射撃する。
1個分隊は自動火器ボーナスがあるので、7÷2=3.5を切り上げて4火力+1=5火力。
半個分隊は3÷2=1.5を切り下げて1火力。5火力+1火力=6火力。
DRMは果樹園によるLOS妨害+1石造建物のTEM+3=+4
DRは7+4=11で効果なし。
H3からI3へ9-2Sammon中尉の2個分隊が前進射撃する。
自動火器ボーナスがあるので、7÷2(前進射撃)=3.5火力 3.5x2(近接射撃)=7 7+1(自動火器ボーナス)=8 8x2個分隊=16火力
DRMは指揮能力修整-2石造建物のTEM+3=+1だ。
DRは9+1=10でNMCだ。
混乱状態の1-2-6のDMは7で、損耗により除去された。
釘付け状態の1-3-6のDMは6で、そのままだ。
9-2Sammon中尉の2個分隊がI3に突撃し白兵戦に入る。
不意打ちのダイスは、米軍が2-2(指揮能力修整)=0 伊軍が4+1(釘付け状態)=5
5-0=5≧3のため、米軍の不意打ち成功。
米軍は14-0.5(釘付け状態のため1÷2=0.5)=>28-1=>10-1以上。除去ナンバーは13でDRMは-1(不意打ち)-2(指揮能力修整)=-3 DR12でも伊軍半個分隊除去だ。
●イタリア軍プレイヤーターン
伊軍は丘の上の米軍を撃破することは無理と判断し後退することにした。
K8の分隊はL8からM8へ移動する。
L4からM4へ3-4-6分隊が、M5へ7-0指揮官が移動する。
J3からK4へ警戒移動で3-4-6分隊が移動する。
米軍がI8からK4へ臨機射撃する。First Fireマーカーを置く。
7+3火力x1/2(遠距離射撃)=>5火力=>4火力で、DRMはFFMO-1果樹園によるLOS妨害+1=0だ。DRは3。1MCだ。残留火力2をK4に置く。
伊軍のMCは5。5+1=6=士気値なので、釘付け状態になった!
伊軍としては、L4の石造建物まで移動させたかったので、ここで釘付け状態になったのは痛い。
■第3ターン
●連合軍プレイヤーターン
I3の分隊がJ3に煙幕手榴弾を展張することに成功した。
J3に9-2Sammon中尉と2個分隊が移動する。
K4にいた伊軍3-4-6分隊とLMGが、J3を臨機射撃する。
5火力x2(近接射撃)=10火力=>8火力で、DRMはFFNAM-1石造建物のTEM+3煙幕手榴弾+2=+4だ。
DRは8(色付きダイスは2)。8+4=12で効果なしだ。
残留火力4をG5に置く。
First FireマーカーをK4に置く。
I8にいるCoyle軍曹が指揮する1.5個分隊が急速歩移動を使い、M8に煙幕手榴弾を投擲し、M8に移動した。
N7にいた伊軍3-4-6分隊とLMGが、M8を臨機射撃する。
5火力x2(近接射撃)=10火力=>8火力で、DRMはFFNAM-1石造建物のTEM+3煙幕手榴弾+2=+4だ。
DRは3(色付きダイスは1=ROF1のためLMGはまだ射撃可能だ。)。3+4=7で1MCだ。
残留火力4をM8に置く。
First FireマーカーをN7に置く。
8-0Coyle軍曹が釘付け状態、3-3-7半個分隊は効果なし、7-4-7分隊はDR8のため、混乱状態になった。
G2の9-1Dimick中尉の2個分隊が、G3=>H3=>I4と移動した。
伊軍はK4から臨機射撃したいが、既にFirst Fireマーカーが乗っているので、連続臨機射撃(SFF)をするには、ルール3.31に「射撃側のLOS内の敵ユニット/スタックの中で最も近い者(あるいは最も近いものと等距離)でなければなりません。」とある。隣接するJ3が最も近いヘクスのため、I4を射撃できない。
煙幕手榴弾と残留火力マーカーを取り除く。
N7にいる伊軍3-4-6分隊とLMGが、M8を最終射撃する。
5火力x1/2(最終射撃)x2(近接射撃)=5火力=>4火力で、DRMは石造建物のTEM+3だ。
DRは9(色付きダイスは6)。9+3=12で効果なしだ。B11のLMGは、ルール4.1により過度の射撃により故障ナンバー-2のため、9になり、今回のDRが9なので、LMGが故障した。
Final FireマーカーをN7に置く。
K4にいる伊軍3-4-6分隊とLMGが、J3を最終射撃する。
5火力x1/2(最終射撃)x2(近接射撃)=5火力=>4火力で、DRMは石造建物のTEM+3だ。
DRは9(色付きダイスは3)。9+3=12で効果なしだ。LMGが故障した。
Final FireマーカーをK4に置く。
O5とO6にいる伊軍3-4-6分隊3個とHMGが、M8を最終射撃する。
15火力x1/2(最終射撃)=7.5火力=>6火力で、DRMは石造建物のTEM+3だ。
DRは10(色付きダイスは4)。10+3=13で効果なしだ。B11のHMGは、ルール4.1により過度の射撃により故障ナンバー-2のため、9になり、今回のDRが10なので、HMGも故障した。
Final FireマーカーをO5とO6に置く。
ここで気づいたが、米軍がO6からL8の開豁地を動くところを、伊軍は臨機射撃すればよかったが、後の祭りだ。そうしていたら12火力でFFNAMとFFMOで-2、指揮能力修整-1も加わっていたので、確実にNMC以上の戦果を上げられたのだ。
M8からN7へ0.5個分隊が前進射撃する。
半個分隊は3÷2(前進射撃)x2(近接射撃)=3火力=>2火力。
DRMは石造建物のTEM+3=+3
DRは7+3=10で効果なし。
J3とI4からK4へ9-2Sammon中尉の2個分隊と9-1Dimick中尉の2個分隊が前進射撃する。
J3の2個分隊は、自動火器ボーナスがあるので、7÷2(前進射撃)=3.5火力 3.5x2(近接射撃)=7 7+1(自動火器ボーナス)=8 8x2個分隊=16火力
I4の2個分隊は、自動火器ボーナスがあるので、7÷2(前進射撃)=3.5火力=>切り上げて4火力+1(自動火器ボーナス)=5 5x2個分隊=10火力
16火力+10火力=26火力=>24火力
両方にいる指揮官で最低の指揮能力修整はDimick中尉の-1だ。
DRMは指揮能力修整-1だ。
DRは7-1=6で4MCだ!!
伊軍のMCのダイスは8だ。8+4=12だ。ELRを超えたので3-4-6からクラス低下して3-3-6になり、混乱状態になった。
M8の米軍7-4-7分隊がL8を通り、K9へ潰走する。L8を通ったときにO6のDegl軍曹率いる分隊が阻止を行う。DR6のため、K9への潰走は成功した。
K4の伊軍3-3-6分隊がL4=>M5と潰走した。
M8の米軍3-3-7半個分隊がN7に突撃し白兵戦を挑む。
I4の米軍Dimick中尉の部隊がI3に突撃する。
N7の白兵戦
不意打ちのダイスは、米軍が4+1(CX状態)=5 伊軍が3
5-3=2<3のため、不意打ちなしだ。
米軍は3-3=>1-1でDRMはCX状態のため+1だ。除去ナンバーは4だ。米軍のDRは5!
伊軍は3-3=>1-1でDRMは米軍がCX状態のため-1だ。除去ナンバーは6だ。伊軍のDRは7!
混戦状態になった。
●イタリア軍プレイヤーターン
O6の伊軍HMGが回復した。R3とはダイス1個(dr)で出目が3以下だと回復するので回復率50%だ。M5の3-3-6分隊は回復失敗した。
伊軍はO6からM8を射撃する。
12火力
DRMは、指揮能力修整-1石造建物+3=+2
DRは4(色付きダイスは1のためROFを保持)+2=6
2MC
8-0Coyle指揮官のMCは6+2=8で釘付け状態になった。
伊軍はO6からJ3をHMGで射撃する。
6火力
DRMは、石造建物+3
DRは9(色付きダイスは4のためROF保持できない)+3=12
効果なし
米軍がJ3からO6を射撃する。
7火力x1/2(遠距離射撃)x2個分隊+4=11火力=>8火力
DRMは指揮能力修整-2石造建物+3=+1
DRは6(色付きダイス5)+1=7
1MC
8-1指揮官Degl軍曹は8+1=9で混乱状態になった。
3-4-6分隊は11と12だ!!
3-4-6分隊1個が3-3-6にクラス低下し混乱状態、3-4-6分隊1個が3-3-6にクラス低下し損耗して1-2-6半個分隊になり混乱状態になった。
O6の伊軍はQ6に潰走した。HMGは歩兵運搬能力(IPC)3を超えるのでO6に置いていく。
O6の伊軍分隊がO6に突撃する。まだHMGを所有できない。HMGを所有できるのは、回復フェイズか移動フェイズだからだ。
N7の混戦状態の白兵戦だ。混戦状態ではもう不意打ちのチェックはない。
伊軍は3-3=>1-1でDRMは米軍がCX状態のため-1だ。除去ナンバーは6だ。伊軍のDRは11!
米軍は3-3=>1-1でDRMはCX状態のため+1だ。除去ナンバーは4だ。米軍のDRは11!
混戦状態継続だ。
■第4ターン
●連合軍プレイヤーターン
いよいよこのターンには英軍が北上してくる。
O6で伊軍がHMGを所有するためのdr4で成功した。
K9で米軍7-4-7分隊が自己回復に成功した。
M5の伊軍3-3-6分隊の回復は失敗した。C6の伊軍も回復失敗した。
J3からO6を射撃する。
7x1/2(遠距離射撃)x2(個分隊)+4=11火力=>8火力
DRMは指揮能力修整-2石造建物+3=+1
DRは8(色付きダイス5)+1=9
PTC
O6の3-3-6はDR10のため釘付け状態になった。
I3の9-1指揮官Dimick中尉と7-4-7分隊1個がI4=>J4に移動したところで、O6から伊軍がが臨機射撃する。
3火力x1/2(遠距離射撃)x1/2(釘付け状態)=0.75+6x1/2(釘付け状態)=3.75=>2火力
DRMはFFMO-1FFNAM-1=-2
DRは6(色付きダイス2で通常だとROF維持だが釘付け状態のためROFは維持されない。)-2=4
1MC
9-1指揮官のMC7+1=8で効果なし。7-4-7分隊のMC7+1-1(指揮能力修整)=7で釘付け状態になった。
残留火力1をJ4に置く。
9-1指揮官はK5へ移動を継続する。
I3の7-4-7分隊がJ3=>K4と急速歩移動する。
M4の3-4-6分隊がK4を臨機射撃する。
3火力=>2火力 残留火力1を置く。
DRMはFFMO-1FFNAM-1=-2
DRは6-2=4
1MC
MC10+1=11で7-4-7分隊は混乱状態になった。
K9の7-4-7分隊がL8=>L7=>M7と移動しようとした。
O6からL8を連続臨機射撃する。
3火力x1/2(釘付け状態)x1/2(連続臨機射撃)=0.75+6x1/2(釘付け状態)=3.75=>2火力
DRMはFFMO-1FFNAM-1=-2
DRは8(色付きダイス4)-2=6
ゾロ目のため畏縮が発生し1火力になる。
効果なし
英軍9-1指揮官Southwell中尉率いる3個分隊とMMGがEE5に入ってきた。
伊軍がZ2から迎え撃つ。
MMG4火力
DRMはFFNAM-1木造建物+2=+1
DRは9(色付きダイス6)+1=10
効果なし
英軍Todd軍曹率いる3個分隊が急速歩移動してBB2へ到達した。
伊軍はZ2から臨機射撃する。
3火力=>2火力
DRMはFFNAM-1林+1=0
DRは8
効果なし
米軍がM7からM5を前進射撃する。
7火力÷2=3.5火力 切り上げて4火力で自動火器ボーナス+1で5火力=>4火力
DRMは石造建物のTEM+3
DRは3+3=6
NMC
7-0指揮官Giaroni大尉がMC8で混乱状態になった。
混乱状態の3-3-6がMC7で損耗し1-2-6になった。
J4の米軍7-4-7分隊がO6を射撃する。
7火力x1/2(前進射撃)x1/2(釘付け状態)x1/2(遠距離射撃)=0.825=>切り上げて1+自動火器ボーナス+1=2火力
DRMは石造建物のTEM+3
DRは7+3=10
効果なし
EE5から英軍がZ2に対して前進射撃する。
12火力x1/2(前進射撃)=6火力
DRMは指揮能力修整-1+木造建物+2=+1
DRは5+1=6
1MC
3-4-6分隊のMC10+1=11
ELR超えのため3-3-6になり混乱状態になった。
BB2から英軍がZ2に対して前進射撃する。
12火力x1/2(前進射撃)=6火力
DRMは木造建物+2=+2
DRは11+2=13
効果なし
米軍7-4-7分隊がK4からJ3に潰走した。
伊軍はM5からM4へ、Z2からX2へMMGを置いて潰走した。
英軍はBB2からAA2へ、FF7からEE7へ突撃した。
米軍はM7から混戦状態のN7へ突撃した。
N7の混戦状態の白兵戦だ。混戦状態ではもう不意打ちのチェックはない。
米軍は10-3=>3-1だ。除去ナンバーは8だ。米軍のDRは8
伊軍は3-10や3-7だと1-4になり除去ナンバーが3だ。これだとわずか8.3%の確率だ。3-3=>1-1では除去ナンバー5だ。1-1で戦う。
DRMは米軍がCX状態のため-1だ。除去ナンバーは6だ。伊軍のDRは11!
伊軍3-4-6分隊が壊滅した。
白兵戦は米軍の勝利に終わった。
●イタリア軍プレイヤーターン
伊軍はM4、X2で回復に失敗した。Q6では8-1指揮官Degl軍曹が回復に成功したが2個分隊は回復に失敗した。
米軍はJ3で回復した。
伊軍はO6からN7を準備射撃する。
9火力=>8火力
DRMは石造建物のTEM+3
DRは4(色付きダイス2)+3=7ゾロ目のため畏縮が発生し6火力になりROFは維持できない。
NMC
7-4-7分隊が10で混乱状態、3-3-7分隊が7で釘付け状態になった。
米軍がN7からO6へ防御射撃する。
3火力x1/2(防御射撃)x1/2(釘付け状態)=0.75火力=>0火力
効果なし
N7の米軍7-4-7分隊はM8へ潰走した。
X2の分隊と8-0指揮官を伊軍はDM状態にしてU4に潰走させた。
■第5ターン
●連合軍プレイヤーターン
米軍7-4-7分隊がM8で回復した。
伊軍はM4で7-0指揮官が回復したが1-2-6半個分隊は回復失敗した。
Q6で3-3-6分隊と1-2-6半個分隊が回復成功した。
U4で3-3-6分隊が回復した。
伊軍は7.5個分隊が統制状態で0.5個分隊が混乱状態だ。
米軍は5.5個分隊全て統制状態だ。英軍は7個分隊全てが統制状態だ。
英軍がEE5からZ5へ移動した。
伊軍がW10から臨機射撃した。
3火力x1/2(遠距離射撃)=1.5火力=>1火力
DRMはFFNM-1FFMO-1果樹園によるLOS妨害+1=+1
DRは7+1=8
効果なし
英軍がEE7からBB8へ移動した。
英軍がAA2からZ2とX2へ移動した。
伊軍がU4から臨機射撃した。
3火力=>2火力
DRMはFFNAM-1石造建物のTEM+3果樹園によるLOS妨害+2=+4
DRは11+4=15
効果なし
米軍がN7からN6へ移動する。
伊軍がO6から臨機射撃する。
9火力x2(近接射撃)=18火力=>16火力
DRMはFFNAM-1FFMO-1=-2
DRは5のゾロ目の10-2=8(ROFは維持されない)
畏縮が発生したので12火力でDR8だ。(残留火力6)
1MC
MC7+1=8で混乱状態!
米軍がM8からN7へ移動し煙幕手榴弾投擲を試みるが失敗した。
Q6から伊軍がN7へ臨機射撃する。
4火力(残留火力2)
DRMは指揮能力修整-1FFNAM-1石造建物のTEM+3=+1
DRは3+1=4
1MC
MC10+1=11で7-4-7分隊が混乱状態になった。
J3の米軍がk3に煙幕手榴弾を投擲しK3=>L2と移動する。
K3でM4から伊軍が臨機射撃する。
3火力(残留火力1)=>2火力
DRMはFFNAM-1FFMO-1煙幕+2=0
DR5
NMC
9-2指揮官が11で混乱状態
7-4-7分隊3個全て混乱状態になった!!
J4の米軍がL4に移動する。
M4の伊軍が連続臨機射撃する。
3火力x1/2(連続臨機射撃)x2(近接射撃)=3=>2火力(残留火力1)
DRMはFFNAM-1石造建物のTEM+3=+2
DRは7+2=9
効果なし
伊軍がO6からN6に最終射撃をする。
9火力x1/2(最終射撃)x2(近接射撃)=9火力=>8火力
DRMはなし
DRは7
1MC
MC9+1=10
3-3-7半個分隊が損耗して除去された。
米軍がL4からM4へ前進射撃する。
7火力x1/2(前進射撃)x2(近接射撃)+1(自動火器ボーナス)=8火力
DRMは指揮能力修整-1石造建物のTEM+3=+2
DRは10+2=12
効果なし
X2から英軍がU4を射撃する。
8火力x1/2(前進射撃)=4火力
DRMは木造建物のTEM+2果樹園によるLOS妨害+2=+4
DR11+4=15
効果なし
Z5から英軍がW10を前進射撃する。
12火力x1/2(前進射撃)x1/2(遠距離射撃)=3火力=>2火力
DRMは指揮能力修整-1石造建物のTEM+3果樹園によるLOS妨害+1=+3
DR7+3=10
効果なし
K3の米軍がL2へ潰走した。
N7の米軍がM8に潰走した。
M4の伊軍が指揮官と共にN3を通りO3からP2へ潰走した。
米軍がL4からM4へ突撃し白兵戦だ。
不意打ちは米軍3-1=2。伊軍3
3-2=1≦3のため、不意打ちは発生しなかった。
米軍8-3=>2-1 除去ナンバー7 DRMは指揮能力修整-1 DR8-1=7 伊軍3-4-6除去
伊軍3-8=>1-3=>1-4 除去ナンバー3 DR9
米軍の勝利だ。
●イタリア軍プレイヤーターン
伊米軍とも混乱状態ユニットは回復に失敗した。
伊軍の残存分隊は10.5個分隊中7個分隊で、統制状態が6.5個分隊、混乱状態が0.5個分隊だ。
伊軍としては大健闘だろう。いずれも勝利条件であるS6からの7ヘクス以内にいるので、このままいけば伊軍勝利が確定する。
米軍は5.5個分隊中5個分隊が残存しているが、統制状態がわずか1個、混乱状態が4個だ。
英軍は7個分隊中全てが統制状態で残存している。
伊軍がO6からM8を9火力=>8火力で準備射撃する。
DRMは石造建物のTEM+3だ。
DRは5(色付きダイス1のためROF維持)+3=8
NMC
8-0指揮官MC9のため混乱状態、7-4-7分隊は3で混乱状態のままだ。
伊軍はO6からM4へHMG6火力で射撃する。
DRMは石造建物のTEM+3
DRは5(色付きダイス1のためROF維持)+3=8
PTC
9-1指揮官11、7-4-7分隊9のため釘付け状態
伊軍はO6からL2へHMG6火力で射撃する。
DRMは石造建物のTEM+3
DRは4(色付きダイス1のためROF維持)+3=7
NMC
9-2指揮官6、7-4-7分隊12のため損耗して3-3-7半個分隊へ、他の7-4-7分隊は6と4で混乱状態のままだ。
伊軍はO6からY5へHMG6火力で射撃する。
DRMは木造建物のTEM+2
DRは5(色付きダイス1のためROF維持)+2=7
NMC
9-1指揮官2、4-5-7分隊は、9、9、9となり、3個分隊とも混乱状態になった!!
伊軍はO6からAA9へHMG6火力で射撃する。
DRMは麦畑のTEM0
DRは9(色付きダイス4のためROF維持されない)+0=9
効果なし
伊軍はT4からR5へ、W7からV6へ、U5からU7へ下がる。
米軍がM4からO6へ防御射撃する。
7火力x1/2(釘付け状態)=3.5火力=>2火力
DRMは指揮能力修整-1石造建物のTEM+3高度優位性+1=+3
DRは6+3=9
効果なし
英軍がAA9からW10を防御射撃する。
4火力
DRMは石造建物のTEM+3果樹園によるLOS妨害+1=+4
DR4+4=8
効果なし
■第6ターン(最終ターン)
●連合軍プレイヤーターン
いよいよ最終ターンだ。
Y5の英軍は2個分隊が回復した。
しかし、M8、L2の米軍は回復に失敗した。
伊軍の残存分隊は10.5個分隊中7個分隊で、統制状態が7個分隊だ。
伊軍としては大健闘だろう。いずれも勝利条件であるS6からの7ヘクス以内にいるので、このままいけば伊軍勝利が確定する。
米軍は5.5個分隊中4.5個分隊が残存しているが、統制状態がわずか1個、混乱状態が3.5個と悲惨な状況だ。
英軍は7個分隊中6個が統制状態で残存しており、1個分隊が混乱状態だ。
この後、連合軍が伊軍7個分隊全てを混乱状態以上の損害を与えるのはかなり厳しいと言っていい。
だが、そんなことも言っていられない。米英軍とも最後の攻撃だ。
M4の米軍がN4に煙幕手榴弾を投擲しN4に移動する。
O6から臨機射撃だ。
9火力=>8火力(残留火力4)
DRMはFFNAM-1FFMO-1煙幕手榴弾+2=0
DRは5(色付きダイス1のためROF維持)
2MC
9-1指揮官7+2=9で釘付け状態。7-4-7分隊は10で混乱状態だ。
AA9から英軍がZ9=>Y10へ移動する。U7からZ9へ臨機射撃する。
3火力x1/2(遠距離射撃)=1.5火力=>1火力
DRMはFFNAM-1FFMO-1=-2
DRは10-2=8
効果なし
W10からY10へ臨機射撃する。
3火力=>2火力
DRMはFFNAM-1FFMO-1=-2
DRは5-2=3
1MC
MC6+1=7釘付け状態!!
Y5の英軍がX5=>W6へ移動する。
V6から伊軍が臨機射撃する。
5火力x2(近接射撃)=10火力=>8火力(残留火力4)
DRMはFFNAM-1木造建物+2高度優位性+1=+2
DR8(色付きダイス3のためROF維持できない。)+2=10
効果なし
W3の英軍がU4へ移動する。
伊軍がR5からU4へ臨機射撃する。
3火力=>2火力(残留火力1)
DRMはFFNAM-1木造建物+2=+1
DR8+1=9
効果なし
X2の英軍分隊がU4へ移動する。
残留火力1
DRMはFFNAM-1木造建物+2=+1
DR7+1=8
効果なし
伊軍がV8からW6へ連続臨機射撃する。
5火力x1/2(連続臨機射撃)x2(近接射撃)=>4火力
DRMはFFNAM-1石造建物のTEM+3高度優位性+1=+3
DR8+3=11
効果なし
U4の英軍がR5を前進射撃する。
12火力x1/2(前進射撃)=6火力
DRMは木造建物+2
DRは3+2=5
1MC
8-0指揮官8+1=9で混乱状態。3-3-6分隊は2で統制状態のままだ。指揮官喪失判定チェック(LLTC)は11のため釘付け状態になった。
W6の英軍がV6を前進射撃する。
8火力x1/2(前進射撃)x2(近接射撃)=8火力
DRMは指揮能力修整-1石造建物のTEM+3=+2
DR7+2=9
PTC
3-4-6分隊は5で効果なし
N4の米軍はM5へ潰走する。
R5の伊軍指揮官はQ6へ潰走する。
W6からV6へ突撃する。U4からU5へ英軍2個分隊が突撃する。
V6の白兵戦
不意打ちの判定は、英軍dr3-1(指揮能力修整)=2 伊軍4
4-2=2≦3のため不意打ちは発生しなかった。
英軍は9-3=>3-1で除去ナンバー8 DRM-1(指揮能力修整) DR9-1=8 伊軍全滅
伊軍は3-4=>1-2で除去ナンバー4 DR9
英軍の勝利だ。
●イタリア軍プレイヤーターン
M8で米軍が回復しなかった。L2で米軍9-2指揮官Sammon中尉と2.5個分隊が回復した。
G6で伊軍指揮官が回復しなかった。
伊軍の残存分隊は10.5個分隊中6個分隊で、統制状態が6個分隊だ。
伊軍としては大健闘だろう。いずれも勝利条件であるS6からの7ヘクス以内にいるので、このままいけば伊軍勝利が確定する。
米軍は5.5個分隊中4.5個分隊が残存しているが、統制状態がわずか2.5個、混乱状態が2個だ。
英軍は7個分隊中6個が統制状態で残存しており、1個分隊が混乱状態だ。
伊軍がO6からL2をHMGで射撃する。
6火力
DRMは石造建物のTEM+3
DR10(色付きダイス5のためROF維持できない。)+3=13
効果なし
O6からM8を射撃する。
3火力=>2火力
DRMは石造建物のTEM+3
DR6+3=9
効果なし
U7の伊軍がV6を射撃する。
3火力x2(近接射撃)=6火力
DRMは石造建物+3
DR8+3=11
効果なし
伊軍は連合軍から射撃されない位置へ移動し統制状態分隊を保持することを狙う。
伊軍がW10からV10へ移動する。
英軍がU5からV10へ臨機射撃を検討したが、V9の果樹園が高度が違うためLOS障害物となるのでV10を射撃できない。
これで伊軍がS6から7ヘクス以内に統制状態のMMC1個分隊が残ることが確実となった。
ここで連合軍は投了とする。
■勝利条件の確認
伊軍がS6から7ヘクス以内に統制状態のMMC1個分隊が残ったので、連合軍の勝利条件を妨げたので、イタリア軍の勝利だ。
■感想
イタリア軍が大健闘した。
スタックさせず一回の射撃で大量の損耗を被ることを防いだこと
徐々に後退し決戦を極力避けたこと
建物に立て籠もり自ら攻撃しなかったこと
そして何よりO6のHMGがROFを連続維持して大活躍したこと
などが理由だ。
米軍はダイス運に恵まれなかった。
まさか一度に9-2指揮官と3ユニットが混乱状態になりさらになかなか回復しないとは思わなかった。
あと1ターンあればこの状況でもイタリア軍を包囲し、2ターンあれば殲滅できたと思う。
次のシナリオも楽しみだ。