前回、本シナリオを最後までプレイできなかったので今回は最後までプレイしてみる。
■初期配置
このシナリオは、盤上にはユニットがなく、両軍が東西から進入してきて遭遇戦をする。
環境 乾燥
風向 東から西
風力 強風
勝利条件は占領した地図盤が多い方だ。
■第1ターン(1941/07/02)
●ソ連軍プレイヤーターン
ソ連軍の作戦は、地図盤4,5,2,3の確保だ。
3は奪い合いになるだろう。
先攻の利を活かして3M2の建物の占領を目指す。しかし、先攻は移動力が半分なので、3M2に入るにはあと少し移動力が足りない。
6-2-8親衛隊と5-3-7騎兵と4-4-7 27個分隊合計39個分隊にKV重戦車など9輌を10-2指揮官など6名の指揮官が指揮する。
地図盤5と2は未熟兵6個分隊と4-4-7 9個分隊にT28Sを9-1と8-0指揮官に任せる。
風向 東から西へ
風力 微風
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 南東から北西へ
風力 微風
ドイツ軍は地図盤1から3に入り、3を確保したら状況を見て4か2へ進む作戦だ。
後攻のドイツ軍は全移動力が使える。そのため、先に3M2の建物に入った。
3O1から3N3へ照準線が通じてKIA!
これはドイツ軍の移動のミスだ。
■第2ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 南東から北西へ
風力 無風
「12時の方向200m(5ヘクス)!BT5!50mm砲砲撃!!」III号戦車車長の命令だ!
撃破~~~~!!
「11時の方向、前方160m(4ヘクス)、目標BT5。砲撃!」SPW251/10の37mm砲が火を噴く!
1発目は外れ!
発射頻度2なので、「2発目いくぞ!発射!」
命中!!撃破!
「前方120m(3ヘクス)、KVだ~!て~ッ!」
III号戦車の50mm砲が火を噴いた!
跳弾!!「なんてやつだ。50mm砲弾をオモチャのように跳ね返しやがった!」
4N10でソ連軍指揮官1名(9-2)と6-2-8分隊1個KIA
PSW222装甲車。
「目標10時の方向、240m(6ヘクス)BT7-2~、砲塔回せ!うて~!」
一発目が外れた。
二発目が致命的命中!
破壊ナンバーは3で修整は-5。サイコロ6。6-5=1撃破!
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 西から東へ
風力 無風
盤外砲撃で4S9で4-4-7 1個分隊壊滅。
T28Sの操作班が士気チェック失敗で麻痺!
KVIIAが盤外砲撃で破壊された!!
これは大きい!!
「目標KVI。距離120m(3ヘクス)。うて~!」III号戦車の50mm砲が火を噴く。
命中!
破壊判定のサイコロは3!!
撃破~~~!
ソ連軍は12輌中5輌を早くも失った。
3T1への火炎放射器の攻撃で4-4-7 1個分隊壊滅。火災発生。
ハーフトラックSPW251/10の37mm砲を発射!
「目標BT7-2。距離40m(1ヘクス)うて~!」
撃破~~~!ハーフトラックに37mm砲を載せた車両だが、今回2輛もソ連軍戦車を破壊する大戦果をあげた。
3N1の1階の白兵戦でドイツ軍4-6-7 1個分隊壊滅。
■第3ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 南西から北東へ
風力 無風
「距離200m(5ヘクス)目標III号突撃砲。うて~!」
T26Sが砲撃!サイコロ2 撃破!
「目標120m(3ヘクス)。PzKw38t。対戦車ライフル射撃!」
跳弾!
対戦車銃ではなかなか破壊できない。
3BB6でドイツ軍SPW251/1が牽引中の28mm対戦車砲もろとも破壊!
3N1-1階の白兵戦でソ連軍10-2指揮官と6-2-8分隊、ドイツ軍4-6-7分隊全滅。
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 東から西へ
風力 無風
T34/76Aが砲塔を回転してIV号戦車を射撃!
「目標40m(1ヘクス)撃て~!」
外れ!
T34/76AをIII号戦車、IV号戦車で包囲する。
このゲームのルールでは、車両目標には移動中に防御射撃をする。1輛目に防御射撃をしたら、2輛目以後は防御射撃されるおそれがないからよってたかって攻撃できる。
T28B-AがIII号戦車を射撃!
外れ!
T28B-Dも射撃したが命中したが跳弾!
T26Sの射撃で50mm対戦車砲破壊!
IV号戦車がT34/76Aを後方から射撃!
サイコロ10以下で撃破!
サイコロ3で撃破、炎上!
ソ連軍戦車は残りT28Bが2輌、T26Sが3輌。
ドイツ軍はIV号戦車1輌、III号戦車3輌、PzKw38が1輌、SPW251/10が1輌、PSW222が1輌。
ソ連軍指揮官は残り5人、6-2-8分隊は残り3個、4-4-7分隊は32個、4-3-6分隊は6個、合計54個分隊中41個分隊。
ドイツ軍指揮官は10人、8-3-8分隊6個、4-6-7分隊15個、2-4-7操作班は1個、合計27個中22個。
■第4ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 東から西へ
風力 無風
T28B2輌がIII号戦車を射撃!
2発命中したが跳弾!!
PzKw38がT26Sを射撃!
命中!4以下で撃破。9!跳弾
T26Sの射撃は外れた。
4O5で盤外砲撃で4-4-7 2個分隊壊滅。
ソ連軍は地図盤2,4,5を確保したので守備に入る。
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 東から西へ
風力 微風
4C6の盤外砲撃で4-4-7分隊2個壊滅し火災も発生した。
4W1の盤外砲撃でも3個分隊壊滅。T26Sも破壊された。
シュトゥーカがT28Bを襲し2輛とも爆弾で破壊する。
III号戦車がT26Sを後方から射撃し撃破。
ソ連軍戦車は残りT26Sが1輌のみ。
ドイツ軍はIV号戦車1輌、III号戦車3輌、PzKw38が1輌、SPW251/10が1輌、PSW222が1輌。
ソ連軍指揮官は残り3人、6-2-8分隊は残り2個、4-4-7分隊は16個、4-3-6分隊は6個、合計54個分隊中24個分隊。
ドイツ軍指揮官は10人、8-3-8分隊6個、4-6-7分隊15個、2-4-7操作班は1個、合計27個中22個分隊。
地図盤1,3はドイツ軍が確保した。車両数では圧倒的、分隊数でもドイツ軍が有利になってきた。
■第5ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 南西から北東へ
風力 微風
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 西から東へ
風力 微風
最後のT26SもIII号戦車によって破壊された。
ソ連軍戦車は全滅。
ドイツ軍はIV号戦車1輌、III号戦車3輌、PzKw38が1輌、SPW251/10が1輌、PSW222が1輌。
ソ連軍指揮官は残り2人、6-2-8分隊全滅。4-4-7分隊は9個、4-3-6分隊は6個、合計54個分隊中15個分隊。
ドイツ軍指揮官は10人、8-3-8分隊6個、4-6-7分隊15個、2-4-7操作班は1個、合計27個中22個分隊。
地図盤1,3,4はドイツ軍が確保した。車両数では圧倒的、分隊数でもドイツ軍が有利になってきた。
■第6ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 北東から南西へ
風力 微風
風向 北東から南西へ
風力 無風
ソ連軍指揮官全滅。
ソ連軍戦車は全滅。
ドイツ軍はIV号戦車1輌、III号戦車3輌、PzKw38が1輌、SPW251/10が1輌、PSW222が1輌。
ソ連軍指揮官は全滅。6-2-8分隊全滅。5-3-8分隊全滅。4-4-7分隊は5個、4-3-6分隊は6個、合計54個分隊中11個分隊。
ドイツ軍指揮官は10人、8-3-8分隊6個、4-6-7分隊15個、2-4-7操作班は1個、合計27個中22個分隊。
地図盤1,3,4はドイツ軍が確保した。車両数では圧倒的、分隊数でもドイツ軍が有利だ。
全地図盤制圧の可能性が出てきた。
■第7ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 北東から南西へ
風力 微風
脱出不能のため壊滅。
地図盤4もドイツ軍が制圧。
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 東から西へ
風力 微風
地図盤5にもドイツ軍が進撃してきた。
■第8ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
風向 北東から南西へ
風力 微風
ついに4-4-7分隊全滅。
残りは4-3-6分隊6個のみ。
森の中でブルブル震えている。
●ドイツ軍プレイヤーターン
風向 北東から南西へ
風力 無風
あまりに無謀な移動したので5V0でドイツ軍9-1指揮官と4-6-7が2個分隊壊滅。
5U1でIV号戦車の砲撃で4-3-6分隊3個壊滅。
5V1の白兵戦でドイツ軍指揮官8-1と4-6-7分隊1個壊滅。
ドイツ軍はIV号戦車1輌、III号戦車3輌、PzKw38が1輌、SPW251/10が1輌、PSW222が1輌。
ソ連軍指揮官は全滅。6-2-8分隊全滅。5-3-8分隊全滅。4-4-7分隊全滅、4-3-6分隊は3個、合計54個分隊中3個分隊。
ドイツ軍指揮官は8人、8-3-8分隊6個、4-6-7分隊12個、2-4-7操作班は1個、合計27個中19個分隊。
■第9ターン
●ソ連軍プレイヤーターン
ソ連軍未熟兵が、ドイツ軍4-6-7分隊3個を戦闘不能にした。
白兵戦でIII号戦車を撃破!!
●ドイツ軍プレイヤーターン
5V1の白兵戦でドイツ軍指揮官9-1戦死。8-3-8分隊壊滅。ソ連軍4-3-6分隊壊滅。ソ連軍全滅。
ソ連軍が全滅したので全部の地図盤をドイツ軍が制圧したのでドイツ軍の勝利。
ドイツ軍の残存歩兵は、指揮官は5人、8-3-8分隊5個、4-6-7分隊12個、2-4-7操作班は1個、合計27個中18個分隊。
■感想
最後にソ連軍未熟兵が意地を見せた。
よく考えると、ソ連軍は、地図盤2,4,5を占領した時点で勝利条件を満たしたので、地図盤3に突入しないで守りを固めればよかった。
とはいえ、地図盤3を制されると、地図盤4で動きがとれなくなるのが辛いので、地図盤3の2階建て建物だけは占領したいのだが・・・。
ソ連軍が拠点にしたかった地図盤3の建物が火災を起こして、そこから追い出されたのもソ連軍としては痛かった。
ドイツ軍は、豊富な盤外砲撃、シュトゥーカによる攻撃でソ連軍を圧倒した。
AFVの戦いは、運もあるが、ハーフトラックが大活躍した。
1輛のソ連軍戦車を包囲するように移動して撃破する作戦が効果をあげた。
これで『クロス・オブ・アイアン』も全シナリオが終了した。
個人的には迂回移動ルールが好きなルールの一つだったが、『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)に登場しなかった。記憶では『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)のルールだと思っていたのだが、記憶とは曖昧なものだ。
次からは『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)だ。楽しみだ。