AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)シナリオ31「シャトー・ドゥ・ケスノイ」(Chauteau de Quesnoy)をプレイしてみた。
採用ルールは136.発展した地雷戦と137.壕だ。
勝利条件は、ドイツ軍が24個分隊以内の損害で6N4の建物を単独支配すると勝利だ。
■初期配置
天候晴れ
環境条件 高湿度
風向 南東から北西
風力 無風
ドイツ軍は東、中央、西の3個の部隊に分かれて北から進入する。
上から東、中央、西の順だ。
東隊は、下の写真の火災マーカーのように、開豁地を南下し、南からシャトーを包囲する。
中央隊は正面からシャトーを攻撃する。
西隊は歩兵は障害物に隠れて南下し、廃墟マーカーを置いた森からシャトーを西から攻撃する。AFVはそれを援護する。
フランス軍はなるべく粘りながら戦い、最後はシャトーに放火しドイツ軍に渡さない作戦だ。
■第1ターン(1940/06/06)
ドイツ軍III号戦車がフランス軍75mm野戦砲の砲撃で撃破!!
乗車歩兵とLMGもろとも吹き飛んで火災発生!!
SPW251/10がフランス軍75mm野戦砲の砲撃で撃破炎上!!
フランス軍指揮官8-0Matchette戦死、2-3-7操作班全滅
炎上したAFVの火災が消えた。
フランス軍は砲兵隊と歩兵を離しすぎて互いに援護できない配置にしたのが失敗だった。
■第2ターン
風向 南東から北西
風力 微風
フランス軍の野戦砲がドイツ軍IV号戦車を砲撃。
「そこにいたのか!!」
至近距離だったので撃破!!
戦車指揮官、操作班ともども脱出成功。
5Y10の対戦車地雷が爆発!!
SPW251/1が破壊された!!
風向 南西から北東
風力 微風
6X2に軽迫撃砲の砲撃でドイツ軍指揮官9-2戦闘不能、4-6-7分隊1個壊滅、1個戦闘不能
ドイツ軍がフランス軍野戦砲を捕獲して砲撃し6X5で命中したが石塀と木造建物の防御力は+4なので戦果なし。
ドイツ軍sIG IBの150mm砲の砲撃でフランス軍指揮官8-1Fosse 戦闘不能。2個分隊壊滅。
■第3ターン
風向 南東から北西
風力 微風
6U1でドイツ軍指揮官8-1Hamblen戦死。4-6-7分隊2個壊滅
フランス軍がドイツ軍に捕獲された自軍の野戦砲を撃破した!!
操作班は狂暴化した!!
5P9の白兵戦でフランス軍操作班全滅
風向 西から東
風力 微風
6X3でドイツ軍4-6-7分隊1個壊滅
ドイツ軍はAFV4輌撃破された。
4-6-7分隊5個失った。
残りが47個分隊だ。
■第4ターン
風向 南西から北東
風力 微風
5P9のフランス軍捕獲野戦砲が弾薬切れで使用不可能になった。
sIGIBの440m(11ヘクス)の砲撃で隠蔽マーカーが除去された。
6Y4でドイツ軍4-6-7分隊2個壊滅
6K10でドイツ軍指揮官8-1Hiekenが頭部を撃たれて戦死!!
撃った狙撃手の位置がバレて前進射撃を浴びて狙撃手戦闘不能!
6Y10の白兵戦でフランス軍操作班壊滅。フランス軍野戦砲をドイツ軍が捕獲した。
風向 西から東
風力 微風
■第5ターン
風向 西から東
風力 無風
ドイツ軍sIGIBの砲撃で隠蔽マーカーが除去されフランス軍1個分隊狂暴化。ソ連軍4-4-7狂暴化分隊で代用する。
ついにドイツ軍戦車がシャトーにりんせつしシャトーでの戦闘が始まった。6M6でフランス軍2個分隊戦闘不能
6K9の第3レベルでフランス軍狙撃手戦死
風向 南東から北西
風力 無風
6 L5でフランス軍歩兵がドイツ軍III号戦車に白兵戦を挑み見事に撃破した!!
しかしシャトーの東外側ヘクスはドイツ軍の射撃グループの激しい射撃にさらされフランス軍は近づけない。
西側にも続々とドイツ軍が集結しつつある。
中央に戦闘不能分隊がスタック制限ギリギリで集まりぶるぶる震えている。
遠距離からドイツ軍sIGIBが間欠泉のように砲撃を加えており、中央も徐々に損害が出始めている。
■第6ターン
風向 南東から北西
風力 無風
6N5にドイツ軍sIGIBの砲撃が命中し指揮官9-1L'Oisean、2個分隊戦闘不能
大活躍していた6U4のフランス軍軽迫撃砲がついに故障した。今回英仏ともに支援火器の故障が多い。
シャトーの状況だがスタックばかりでよくわからない。
ドイツ軍は建物内に2個分隊と1個操作班が進入した。
風向 北東から南西
風力 無風
6N5でドイツ軍sIGIBの砲撃によりフランス軍1個分隊壊滅
6N4でフランス軍2個分隊壊滅III号戦車の砲撃と機銃操作だ。
フランス軍はシャトーに放火しようとしたが失敗だった。
放火して貴重な文化財のシャトーを灰燼にしてでもドイツ軍に渡さないつもりだ。
■第7ターン
風向 北東から南西
風力 無風
6M4でドイツ軍操作班1個KIA!!
6M6で偽装地雷が爆発したがドイツ軍は無傷だった。
6M5の白兵戦
ドイツ軍の勝利
6O4-2Fの白兵戦
1個分隊残存し混戦状態だ。
6O4が混戦状態
それ以外はドイツ軍が占領した。
風向 北東から南西
風力 無風
シャトー内のフランス軍は回復失敗!!
これで勝負が決まったか。
軽迫撃砲でドイツ軍を苦しめたフランス軍F,G分隊がシャトーへ突撃する。
6N5へのsIGIBの砲撃でフランス軍指揮官L'Oiseau戦死、1個分隊壊滅
6O4の白兵戦
壊滅したユニット
残存ユニット
■第8ターン
6O4の白兵戦
フランス軍全滅しシャトーをドイツ軍が完全制圧したのでドイツ軍の勝利だ。
■残存ユニット
ドイツ軍は38個分隊相当が残った。
ドイツ軍はIII号戦車2輌、IV号戦車1輌、SPW251/10を1輌、SPW251/1が1輌破壊された。
指揮官は8-1が3名後送や戦死した。
4-6-8分隊1個、4-6-7分隊7個、2-4-7操作班1個を失った。
ドイツ軍もかなり損害を受けたことがわかる。
■感想
フランス軍は前方に砲兵を置いたが彼らを支援できる距離に歩兵がいなかったので各個撃破された。
野戦砲と対戦車砲が6門あったが3輌しか破壊できなかった。
1門1輌破壊したかった。
対戦車地雷でハーフトラック1輌を破壊した。
ドイツ軍は道路は地雷が仕掛けてあるとみて開豁地を通ることにしたのが正解だった。
また東、中央、西に分けて包囲したのがよかった。ただし西隊は小峡谷内を進撃したので攻撃を受けなかったが遅かった。
フランス軍砲兵も彼らくらい活躍したらドイツ軍を防いだはずだ。
いよいよ『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)も次のシナリオで卒業だ。次のシナリオも楽しみだ。