Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

日本軍の砲撃演習か スラバヤ沖海戦 バトル・レポート(AAR)(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))


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サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)のシナリオ7『エクゼターの最期』をソロ・プレイしてみた。。

 

1942年3月1日のスラバヤ沖海戦昼戦をテーマにしたシナリオだ。

 

史実では、日本軍がエクゼターを沈めた戦いだ。

 

果たしてどうなるだろうか?

 

■初期配置

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■第1ターン(1942/03/01 1140)


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両軍砲撃するが距離が遠く夾差もしない。

連合軍は北東に針路を変え、逃走を図る。
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■第2ターン(1942/03/01 1146)

日本軍が少しずつ距離を詰める。
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雷(いかずち 吹雪1)の魚雷発射管にエクゼターの砲弾が命中!

火災が発生した!


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■第3ターン(1942/03/01 1151)

雷にまた命中弾だ。

雷の砲戦力が半減した。

 

足柄の砲弾がポープに命中した!

砲弾は貫通して機関室を貫いた。機関室に浸水してポープ(E Class2)は航行不能になった!f:id:Haruichiban0707:20230812143445j:image

曙(あけぼの 吹雪2)が魚雷を発射したがいずれも外れた!

 

ポープに砲弾が命中し、ポープは砲撃不能になった。

エクゼターに命中し、砲撃力が半減した。
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■第4ターン(1942/03/01 1157)

エクゼターに命中し、エクゼターの主砲が全滅し砲撃不能になった。

足柄、妙高の砲撃で、航行不能だったポープが、遂に力尽きて沈没した!


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■第5ターン(1942/03/01 1203)


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那智の砲弾がエクゼターの砲塔を貫いた。弾薬庫まで貫通して爆発した。

エクゼターは大爆発を起こして真っ二つに割れて波間に消えていった。

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曙の砲弾がエンカウンター(E Class 1)の機関室を破壊した。エンカウンターは航行不能になった。

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既に日本軍は勝利条件を満たしたが、ゲームを継続する。

 

■第6ターン(1942/03/01 1209)

航行不能のエンカウンターに日本軍が迫る。f:id:Haruichiban0707:20230812152626j:image

曙の砲撃がエンカウンターに命中した。

エンカウンターに足柄の砲弾が命中し火災が発生した。

あとは日本軍の砲撃演習だ。
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那智の砲弾が、燃えさかるエンカウンターに命中した。ついに力尽きてエンカウンターも沈没した!!

 

■両軍の損害

連合軍

 沈没

  重巡1(エクゼター)

  駆逐艦2(エンカウンター、ポープ)

 

日本軍

 沈没 なし

 中破 駆逐艦1(雷)

 

■勝利条件の確認

エクゼターと2隻の駆逐艦を沈めたので、日本軍の勝利だ。

 

■感想

史実では、エクゼターとエンカウンターが沈没し、ポープは逃げ延びた。今回、日本軍は3隻とも沈めたので、史実以上の勝利を得た。

これだけ戦力差があると、ゲーム上の勝利条件でさえ、連合軍が勝利を得るのは難しいだろう。

 

今回、難しいと思ったのは、艦速が同じ時に距離を詰めるのが難しいということだ。

たまたま、命中した砲弾が敵艦を航行不能にしたから、追いつけたが、そうでなければ、なかなか難しい。

一方、同じ艦速でも逃げ切るのが難しいのも感じた。煙幕を放って、艦速を上げて、敵艦の方向と反対側に回頭して逃げるしかないのだが、それがなかなか難しい。

 

戦術級ゲームで史実通りの戦力や配置だと、史実をひっくり返すのは難しい。

ただ、スラバヤ沖海戦は、特に緒戦は、両軍にチャンスがあり、どちらに戦局が傾くかわからないスリルがある。

 

次回はシナリオ8『見敵必殺 ジャワ島南方の掃討(1942年3月2日1912)』をプレイしてみたい。