コマンドマガジン第163号の付録ゲーム『奉天』(Mukden)のバトル・レポート(AAR)第4弾だ。今回は、ロシア軍が日本軍のサドンデス勝利をどう防ぐかをテーマにした。これまでの経験から日本軍左翼、ロシア軍右翼の平地を日本軍に突破されたので、平地の突破を防ぐことに主眼を置いた。
初期配置
第1ターン(1905/02/27-28)
移動→戦闘を選択
ロシア軍麻痺2ユニット。
ロシア軍麻痺1ユニット。
0312 6-2=+4 ダイス4 1/1 4Ch戦力1 第9師団戦力4
0414 13-8=+5塹壕で左1シフト+4 ダイス5 1/1 第15師団戦力3 第8師団戦力4
ロシア軍右翼の塹壕端を守りきった。
0716 14-3=11 塹壕で左シフト+5ダイス6 1/1第9師団戦力2 第7師団戦力4
0916 15-4=11 塹壕で左シフト+5ダイス1 0/4第31師団壊滅
0815へ連続攻撃13-3=10ダイス4 1/2第61師団戦力1 第3師団戦力6
1918 25-5=20 山地で左シフト集中攻撃で右2シフト+25ダイス1 0/8 第3シベリア師団壊滅
2017 連続攻撃23+4=19 山地塹壕小川左3シフト+4 ダイス1 1/3 第9東シベリア師団戦力1 近衛師団戦力11
1316 14-3=11 塹壕小川で左2シフト+3 ダイスダイス6 2/0第10,6師団戦力5
ロシア軍1016 9-2=7塹壕で左シフト+4ダイス4 1/1 総予備戦力1第35師団戦力4
2316 14-5=9 山地で左シフト+4ダイス2 1/1 第3東シベリア師団戦力4 第2師団戦力5
ロシア軍19
日本軍9
日本軍はロシア軍陣地3箇所に進入した。だが、左右両翼ともロシア軍にからめとられていて、突破できていない。
第2ターン(1905/03/01-02)
日本軍は戦闘→移動を選択
ロシア軍麻痺3ユニット。
0312 4+砲兵射撃2-1=5ダイス2 1/3 第4軽歩兵旅団壊滅 第9師団戦力3
ロシア軍1016 8-1=7 塹壕で左シフト+4ダイス5 1/0 第35師団戦力3
2316 13砲兵射撃1-4=10 山地で左シフト+5ダイス1 1/3第3東シベリア師団戦力1 第11師団戦力5
ロシア軍2713 4-2=2集中攻撃右シフト+3ダイス6 2/0 第6東シベリア師団戦力1
2017 22-1=21 山地塹壕小川で左シフト+5ダイス5 1/1 第9東シベリア師団壊滅 第12師団戦力10
1917へ連続攻撃 21-5=16 山地で左シフト+10 ダイス6 1/1 第2シベリア師団戦力4 近衛師団戦力10
0815 12-1=11 ダイス2 0/4 第61師団壊滅
0716へ連続攻撃12-2=10ダイス1 0/5第9師団壊滅
ロシア軍1517 7-2=5 塹壕左シフト+4ダイス4 1/1 第11旅団戦力1 第37師団戦力2
1316 14-3=11 ダイス3 1/3 第22師団壊滅
0414 12+砲兵射撃5-7=10塹壕左シフト+5ダイス1 1/3 第14,15師団戦力2 第1師団戦力4
日本軍は左翼から突破できない。
0615 9-2=7塹壕左シフト+4 ダイス2 1/2 第2軽歩兵旅団壊滅 第8旅団戦力2
0515へ連続攻撃8-2=6ダイス3 1/1 第1軽歩兵旅団戦力1 第5旅団戦力1
左翼と中央の間に突破口が開けた!!
ロシア軍42
日本軍17
ロシア軍麻痺1ユニット。
移動
日本軍は最左翼からは突破できないが、中央と左翼の間から強行軍で突破をはかり、サドンデス勝利!!
移動経路は下の写真の旭日旗マーカーを置いた経路。
感想
ロシア軍は右翼の平地を守ることには成功した。
中央もよく耐えていたし、左翼も近衛師団と第12師団をの最強スタックを抑えた。しかし、全戦線を完璧に守ることは戦力面でやはり無理があった。
第3,41師団の位置がよくなかった。
第3師団は0713か0813に、第41師団は0911辺りで最右翼の状況と中央の状況見て進む方向変えたらよかった。ちょっとした部隊配置の隙を突くことで勝敗が決するのでこのゲームは一瞬の油断もできず面白い。