ちょっとした時間ができたときにプレイするゲームといえば、やはりK2P『ドイツ戦車軍団』(エル・アラメイン)だ。全ユニットを並べても50個以下だし、4ターンで終わるし、ルールは簡単だからだ。
目次
- ■初期配置
- ■第1ターン(1942/08/31午前)
- ■第2ターン(1942/08/31午後)
- ■第3ターン(1942/09/01午前)
- ■第4ターン(1942/09/01午後)(最終ターン)
- ■勝利条件の確認
- ■感想
■初期配置
■第1ターン(1942/08/31午前)
いつも通り、ドイツ軍装甲師団が南部から東に向かって進む。
奇襲攻撃のため移動力が半減しているイギリス軍は、アラム・ハルファ高地やその東の空白地帯に可能な限り部隊を動かす。
■第2ターン(1942/08/31午後)
ドイツ軍装甲師団はアラム・ハルファ高地に向かって前進する。イタリア軍はアラム・ハルファ高地の西から海岸道路を目指す。
英軍は5ユニット失った。
英軍が、アラム・ハルファ高地やその東西に防衛線を張った。
■第3ターン(1942/09/01午前)
ドイツ軍がアラム・ハルファ高地に攻勢をかける。
アラム・ハルファ高地陥落!
英軍はアラム・ハルファ高地を奪還しないと即座に敗北となる。
英軍は次のターンにドイツ軍が道路に到達できないように戦線を構築するために移動しながらアラム・ハルファ高地奪還に部隊を振り向けた。戦力比は1-1だ。50%の確率でドイツ軍を後退させ奪還できる。
サイコロの目は4!!
ドイツ軍後退!!
アラム・ハルファ高地奪還!
■第4ターン(1942/09/01午後)(最終ターン)
ドイツ軍はアラム・ハルファ高地奪取を目指す。イタリア軍は海岸道路を目指す。しかし、海岸道路の占領はこの時点で無理なことが明白だ。
ドイツ軍はアラム・ハルファ高地1ヘクス(1110)を占領した!!このままだと枢軸軍の勝利になる。英軍はこれらのヘクスを奪還するか西端から突破するしかない。
英軍はアラム・ハルファ高地と道路奪還に向けて反撃する。アラム・ハルファ高地奪還の可能性は1/6(16.8%)しかないがそこに賭けるしかない。
アラム・ハルファ高地奪還成功!!
■勝利条件の確認
4.1(1)ドイツ軍がエル・アラメイン、そこから東に延びる道路の占領に失敗した。
4.1(2)ドイツ軍がアラム・ハルファ高地の1ヘクスを占領することに失敗した。
4.2 英軍は地図盤西端からの突破に失敗した。
4.2(4) 4.1, 4.2の勝利条件を満たせなかったので英軍の勝利!!
■感想
最後はサイコロの目勝負となり、僅差で英軍が勝利した。これで英軍の4勝2敗だ。
英軍はもう少し北西端で攻勢をとってもよかったかもしれないが、攻勢をとるということはそれだけ隙ができることでもあるので悩ましいところだ。
英軍は、アラム・ハルファ高地の東西ではうまく防御できた。
それが最後のアラム・ハルファ高地奪還につながったといえるだろう。
簡単なゲームだが、ちょっとした時間で何度もプレイしたくなるゲームだ。