これまでヒストリカル・シナリオばかりプレイしてきたが、今回は選択ルール[18.1]天候ルールと[18.2]降下地点ルールを採用し連合軍は自由降下してみた。
- ■初期配置
- ■第1ターン(1944/09/17 PM)
- ■第2ターン(1944/09/17 夜間)
- ■第3ターン(1944/09/18 AM)
- ■第4ターン(1944/09/18 PM)
- ■第5ターン(1944/09/18夜間)
- ■第6ターン(1944/09/19 AM)
- ■第7ターン(1944/09/19 PM)
- ■第8ターン(1944/09/19夜間)
- ■第9ターン(1944/09/20 AM)
- ■第10ターン(1944/09/20 PM)
- ■第11ターン(1944/09/20夜間)
- ■第12ターン(1944/09/21 AM)
- ■第13ターン(1944/09/21 PM)
- ■第14ターン(1944/09/21夜間)
- ■第15ターン(1944/09/22 AM)
- ■第16ターン(1944/09/22 PM)
- ■第17ターン(1944/09/22夜間)
- ■第18ターン(1944/09/23 AM)
- ■第19ターン(1944/09/23 PM)
- ■第20ターン(1944/09/23夜間)
- ■第21ターン(1944/09/24 AM)
- ■第22ターン(1944/09/24 PM)
- ■第23ターン(1944/09/24夜間)
- ■感想
■初期配置
今回の写真は右上が北、左下が南になる。
またブランクのドイツ軍マーカーは機械化部隊が非機械化部隊になっていることを示す。写真でピンク色のブランクユニットが乗っていたらそれは砲撃支援中の砲兵部隊でだ。
地図盤IVに英軍第30軍団が入った後、天候次第で降下できる時に、地図盤IIIに米軍第101空挺師団が降下する。
地図盤IIIに英軍第30軍団が入った後、天候次第で降下できる時に、米軍第82空挺師団が地図盤IIに降下する。
英軍第30軍団が地図盤IIに入った後、天候次第で降下できる時に、英軍第1空挺師団が地図盤Iに降下する。
独軍は、まさか連合軍が連続空挺作戦をするとは思わず英軍第30軍団を食い止めるために、極力南下することとする。つまり空挺降下があることを予想して空挺部隊を待ち受けないこととする。
■第1ターン(1944/09/17 PM)
天候Good
米軍第101空挺師団14個部隊が2908に降下。
全部隊降下降下成功
3107-3208の橋は破壊されたが、3108-3209の橋と2308-2408の橋を米軍が確保した。
6Penaltyと935歩兵連隊が壊滅。
米軍1/327Gがステップロスした。
■第2ターン(1944/09/17 夜間)
2705でSt.Oedenroad壊滅
0808で2FJ壊滅。
0606で2/22PG壊滅。
0612で2/20PG壊滅。
2705で1/189AD壊滅。
St.Oedenroadを米軍が解放した。
独軍は地図外移動して南に向かう。
9PRがVeghel橋に迫る。
■第3ターン(1944/09/18 AM)
天候Fair
独軍は0909から1ヘクス後退させておくべきだった。そうすれば砲兵隊の射程圏内になり砲撃支援を受けられたはずだった。
0513で16FJ壊滅
0909で1/6FJステップロス
2010で戦果なし
2404でEX 1/1034と1/501がステップロス
■第4ターン(1944/09/18 PM)
米軍第101空挺師団の残り1/326,2/326が3008に降下成功!
0909で1/6FJ壊滅、2/6FJステップロス
1410で180砲兵壊滅
2010で2/9P後退
1/1035壊滅
英軍第30軍団が地図盤IIIに進入したので、明日(1944/09/19)のPMターン(第7ターン)には米軍第82空挺師団が降下できる。
■第5ターン(1944/09/18夜間)
0909で2/6FJ壊滅
1910で2/406S壊滅
2404で1/1034壊滅
3308で9PRステップロスして後退
■第6ターン(1944/09/19 AM)
天候Poor 空挺降下、航空支援なし
米軍第82空挺師団は朝から待機しているが、降下は見送りになりそうだ。
2205-2304の橋破壊
1009で1222壊滅
1911で85がステップロスし後退
2603で59Jが後退
3208で9PR壊滅
3209で戦果なし
英軍第30軍団を包囲できた。
2703で3/506ステップロス
2110で5CG/32ステップロスして後退
■第7ターン(1944/09/19 PM)
英軍に渋滞が発生した。
1912で88がステップロス
2011で戦果なし
2703でFlgrと4T後退
ドイツ軍の反撃が比較的うまくいっている。
ドイツ軍は地図盤IIIで激しい反撃だ。
2109で5CG/32壊滅
2603戦果なし
2809で独軍3/189AD壊滅し他の攻撃部隊後退
3209で44RTRがステップロス
■第8ターン(1944/09/19夜間)
2109で2/1034がステップロスして後退
英軍の補給線がかろうじて通った。
3007でFstm壊滅
2703で2/1035ステップロス
3209で戦果なし
2603で908S壊滅、2/501ステップロス
■第9ターン(1944/09/20 AM)
天候Good
第101空挺師団のほとんどが非補給下になってしまった。
だが、昨日一日待機した米軍第82空挺師団は午後降下予定で、輸送機に続々と乗り込み、飛行場を飛び立っていた。
2110で280壊滅
2210で2/1034壊滅
3007でNdr.SS後退
2906でFlgr壊滅、4Tステップロス
2013で85と88が後退
英国の航空基地から米軍第82空挺師団が飛び立ったことを知らない独軍部隊は地図盤IIIの激戦支援のために地図外移動して急ぐ。
3208で戦果なし
3209で44RTR壊滅
2809で377,907砲兵壊滅
これは米軍にとって大損害だ。
2804で3/506壊滅
2603で戦果なし
■第10ターン(1944/09/20 PM)
第82空挺師団が5013に降下成功!
独軍司令部に衝撃が走った!!
「何!?米軍空挺部隊が降下だと?どこに?」と司令官が叫ぶ。
5612-5613その他の橋破壊失敗
5117でMolenhock対空砲部隊壊滅
4711でGrave対空砲部隊壊滅
2906で4T壊滅
2211で10E壊滅
2110で2107Pがステップロスして1ヘクス後退
2014で85壊滅
米軍第82空挺師団がGraveの橋を手中におさめた。ナイメーヘンの橋の奪取に向かう。
独軍はまさかの事態のため地図外移動で米軍第82空挺師団に対抗するため北に戻す。
地図盤IIIは今互角の戦いの最中なので戻すわけにはいかない。
3208でC/RAC壊滅
■第11ターン(1944/09/20夜間)
米軍第82空挺師団がナイメーヘンに突入した。
5914でナイメーヘン守備隊壊滅、1/505ステップロス
3006でNdr.SS壊滅
2708で2/10PとPGがステップロス
2111で2107Pと101T壊滅
2011で2107PG壊滅
2312で1/10砲兵壊滅
2114で88壊滅
ようやく連合軍はVeghelまで回廊がつながった。
独軍はナイメーヘン奪還に向けて移動する。
4711で2/325Gがステップロスして後退
独軍がGrave奪還
3107で1/9Pと1/10Pが後退
■第12ターン(1944/09/21 AM)
天候Poor
航空支援なし
英軍第1空挺師団は今日の出番はなく待機解除された。
5915で4壊滅
3209で戦果なし
2710で1,2砲兵壊滅
2708で2/10PとPG壊滅
2011で2/9P壊滅
独軍は地図盤内外を利用して地図盤IIIからIIIからへ部隊を移動させ米軍第82空挺師団を撃滅しようとする。
■第13ターン(1944/09/21 PM)
6014で47MGがステップロスして後退
米軍がナイメーヘン橋両岸を確保した。
3209で戦果なし
2809で502P壊滅
2709でBraham壊滅
4712で2/352G壊滅
■第14ターン(1944/09/21夜間)
5814で5後退
3209で1/9P壊滅
英軍第30軍団がVeghelの両岸確保
2809で2/189AD壊滅
2910でBoehelt壊滅
2703で2/1035壊滅
2502で、1/1036が後退
独軍が第82空挺師団の空中補給点を狙う。
6014で1/20PGがステップロスし全部隊後退
■第15ターン(1944/09/22 AM)
天候Good
朝から米軍第82空挺師団の残りと英軍第1空挺師団が続々と輸送機に乗り込み離陸した。
5813で5壊滅
3208で1/406S壊滅
3005で1053ステップロスして後退
2804で42SとScty壊滅
英軍第30軍団の先鋒が地図盤IIに突進した。
6013で戦果なし
■第16ターン(1944/09/22 PM)
第82空挺師団の残り6部隊降下成功!
英軍第1空挺師団が降下成功!
独軍司令部ではまたも驚きの声があがった。
「司令官!またも空挺降下です!」
「何!?どこだ!?」と独軍司令官。
「今度はネーデルライン河の北岸です。アルンヘムにも英軍が入ってきました!!」
「何だって!?そんな所に味方部隊はほとんどいないぞ。全部隊をワール河南岸へ送ってしまった。モントゴメリーの野郎にしてやられた!!下手をするとネーデルライン河南岸の部隊が包囲殲滅されてしまう。」と独軍司令官が怒鳴る。
6705でHeelsum壊滅
4811で2/21PG壊滅
4711で1/21PGがステップロス
3004で1063壊滅
2302で159E壊滅
地図外移動中の独軍は急いで北へ戻る。
地図盤IIIでは残った独軍掃討戦だ。
6014でSharkenステップロスして全部隊後退
■第17ターン(1944/09/22夜間)
4811で10PR壊滅
4711で16T壊滅1/21PGステップロス
6014で戦果なし
5117で戦果なし
■第18ターン(1944/09/23 AM)
天候Good
独軍はナイメーヘンで米英軍の進撃を防ごうとする。
6114で、Sharken壊滅、1CG/5ステップロス
5018で9PJ壊滅
4711で1/21PG壊滅、7SL/214ステップロス
2815で1/10P壊滅
6014で、642壊滅、全部隊後退
■第19ターン(1944/09/23 PM)
英軍第1空挺師団降下。
2部隊半減
独軍はアルンヘムに迫ろうとするがいかんせん部隊が少なすぎる。
ナイメーヘンでも英軍が独軍を圧倒する。
7106で159と1/1036ステップロス
6215で、Kauer壊滅
6112で591ステップロスして後退
■第20ターン(1944/09/23夜間)
7106で1/1036,159壊滅
6213で1/22PG,2/1036壊滅
4815で60PGステップロス
■第21ターン(1944/09/24 AM)
天候Good
6211で59J壊滅
6810で1/20PG壊滅
6911で47MG壊滅
4815で60PG壊滅
■第22ターン(1944/09/24 PM)
ポーランド空挺師団降下成功
7012でArnhem対空砲部隊、12T壊滅
アルンヘム橋両岸確保
4815で2/19PG壊滅
5118で1/19PGステップロス
■第23ターン(1944/09/24夜間)
アルンヘムまでの回廊が通じたため、連合軍の戦略的勝利!!
■感想
史実では一斉に降下した空挺師団だった。アルンヘムの英軍第1空挺師団に独軍の反撃が集中したので英軍第1空挺師団は退却せざるを得なかった。
独軍の戦力だとどこか一ヶ所でしか反撃できない。あとは橋の北岸で防備を固め英軍第30軍団の渡河をどれだけ遅くするか、しかできない。
今回のように日をズラして降下した場合、独軍はどこに降下されるか絞りきれないし守備隊を集中しづらい。どこで反撃するかタイミングをつかみにくいので後手になってしまう。今回は完全に騙されたという設定で全力で英軍第30軍団を止めに行ったが、仮に空挺作戦が何回か続くとわかっていたとしても、降下防止のために部隊を待機させるとそれだけ英軍第30軍団への圧力が弱まってしまう。
史実では、マーケットガーデン作戦は英軍第1空挺師団と米軍第82空挺師団と第101空挺師団が一斉降下することで、英軍の狙いが明瞭になってしまったが、今回のように逐次降下することで狙いが独軍にわからず、反撃もしづらくなったと思う。
ゲームでは地図盤はこの4枚だが、本当はこの地図盤の横(写真では上下)にも道路と土地が広がっているのでアルンヘム以外を狙う可能性もあったのだから。
このゲームはプレイアブルでマーケットガーデン作戦を再現し検証もできる好ゲームだと思う。