AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)のシナリオを最後までプレイしたので、今回から、AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)のシナリオに入る。
このゲームは私がウォー・ゲームをプレイしていた時にすでに発売されていたが、当時、『戦闘指揮官』(Squad Leader)が6,800円に対して、本家よりも豆ゲームの方が約倍の13,000円で手が出なかった。
私個人にとってはこのゲームは初見なので楽しみだ。
しかし、ルール・ブックを読んでみて驚いた。「歩兵ルールを大きく変える」という主旨の記載が書いてあった。
確かにページ数が多い。少し先も見てみるとAFVルールも変わるようだ。
今ここでそんな抜本的なルール改訂が入るとは・・・。
40年前にこのゲームを買った人は、驚いただろうなぁ~
それでもいずれも納得のいくルール変更ではある。
目次
■初期配置
■第1ターン(1944/12/27)
4V2に着陸を試みたグライダー1機が着陸失敗した。裏になってイギリス軍航空支援マーカーになっている。
4V9でグライダー1機をドイツ軍が破壊した。
■第2ターン
4W6のグライダー1機破壊
■第3ターン
グライダー1機着陸失敗
4E5でドイツ軍2個分隊全滅
4E5でドイツ軍8-1指揮官白兵戦で戦死
アメリカ軍はグライダーを6,5機確保した。
4T5でドイツ軍1個分隊全滅
ドイツ軍がJ5でグライダー1機確保
■第4ターン
V5とW5でドイツ軍2個分隊全滅
アメリカ軍はグライダーを12個確保した。
ドイツ軍はわずか2個確保している。まだ両軍が確保していないのは4P3の1機だけだ。
ドイツ軍8-0指揮官戦死
■第5ターン
ドイツ軍がグライダーを1機奪取した。
南部のアメリカ軍が中央へ向かう。
北部と中央の間のアメリカ軍がほぼ全滅したのでドイツ軍がそこから北へ圧迫する。
グライダーは、アメリカ軍12機ドイツ軍2機確保
■第6ターン
4T4でドイツ軍1個分隊全滅
ドイツ軍4-6-7S分隊が狂暴化!
6-5-8のユニットで代用する。
4K4でドイツ軍2個分隊全滅
4K1でアメリカ軍8-0指揮官白兵戦で戦死
グライダーは、アメリカ軍12対ドイツ軍2
損害分隊はアメリカ軍3個、ドイツ軍9個。残り分隊はアメリカ軍13個対ドイツ軍13個+ハーフトラック2輌(2個分隊相当)
■第7ターン
4CC7でドイツ軍ハーフトラック麻痺
4I10でドイツ軍8-1指揮官戦死、2個分隊全滅
4BB7でドイツ軍9-1指揮官戦死、3個分隊全滅
一気に南部の戦力バランスがアメリカ軍に傾いた。
4S4の狂暴化兵への射撃は士気チェック2。『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)から狂暴化兵も士気値10で士気チェックする。ダイスの目は6で士気チェック成功。
4T3の白兵戦ではアメリカ軍が釘付けで半分の火力だったがドイツ軍の狂暴化兵を倒した。
グライダーは、アメリカ軍10対ドイツ軍3
損害分隊はアメリカ軍3個、ドイツ軍15個。残り分隊はアメリカ軍13個対ドイツ軍6個+ハーフトラック2輌(2個分隊相当)
ドイツ軍はあと2機グライダーを奪取しないと勝利がない。
■第8ターン(最終ターン)
4H4でバズーカによりドイツ軍ハーフトラック爆発炎上
4P3のグライダーをドイツ軍奪取
4F1のグライダーはあと1ヘクス不足して到達できなかった。
■勝利条件の確認
グライダーはアメリカ軍11対ドイツ軍4
■感想
これは昔、運動会で女子がやってた棒引きだなぁ~。(男子は棒倒し)
棒の代わりにグライダーを奪い合うのだが。
ドイツ軍はもっと地図盤4に近いところに配置するべきだった。
新しいユニットの射程距離が短いので高地を保持する意味があまりなかった。地図盤4に近いところからダッシュしてグライダーを取るか破壊しないといけなかった。
グライダーがどこに降りるかわからないので今回南、北、中央に兵力を均等にした。
アメリカ軍は均等にするべきだろうがドイツ軍は重み付けをしてもよかったかもしれない。
アメリカ軍はバズーカを使うのを忘れてしまっていた。バズーカをもっと早く使っていたらこんなに苦労はしなかっただろう。
このシナリオはなかなか面白かった。新しい歩兵ルールにもだいぶ慣れてきた。
次のシナリオ34は・・・なんとAFVルールが変わるようだ。しかも日本語ルール・ブックで16ページもある。
もう少し歩兵だけのシナリオで慣らしてから次に進もうと思う。