Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

バルジゲーム第5弾 まるで運動会の棒引きだ! AH『G.I.勝利への礎』(G.I. Anvil of Victory)シナリオ33「遅れたクリスマス」(A belated Christmas))


f:id:Haruichiban0707:20221111210503j:image

AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)のシナリオを最後までプレイしたので、今回から、AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)のシナリオに入る。

 

このゲームは私がウォー・ゲームをプレイしていた時にすでに発売されていたが、当時、『戦闘指揮官』(Squad Leader)が6,800円に対して、本家よりも豆ゲームの方が約倍の13,000円で手が出なかった。

私個人にとってはこのゲームは初見なので楽しみだ。

 

しかし、ルール・ブックを読んでみて驚いた。「歩兵ルールを大きく変える」という主旨の記載が書いてあった。

確かにページ数が多い。少し先も見てみるとAFVルールも変わるようだ。

今ここでそんな抜本的なルール改訂が入るとは・・・。

40年前にこのゲームを買った人は、驚いただろうなぁ~

それでもいずれも納得のいくルール変更ではある。

 

目次

    1. ■初期配置
    2. ■第1ターン(1944/12/27)
    3. ■第2ターン
    4. ■第3ターン
    5. ■第4ターン
    6. ■第5ターン
    7. ■第6ターン
    8. ■第7ターン
    9. ■第8ターン
    10. ■勝利条件の確認
    11. ■感想

■初期配置


f:id:Haruichiban0707:20221111210536j:image

■第1ターン(1944/12/27)

4V2に着陸を試みたグライダー1機が着陸失敗した。裏になってイギリス軍航空支援マーカーになっている。

f:id:Haruichiban0707:20221111214504j:image

4V9でグライダー1機をドイツ軍が破壊した。

■第2ターン

 

アメリカ軍は1個分隊失ったがグライダー2,5機確保した。


f:id:Haruichiban0707:20221111221437j:image

2O5の高射砲がアメリカ軍迫撃砲の砲撃で破壊された!!

4W6のグライダー1機破壊


f:id:Haruichiban0707:20221111222327j:image

■第3ターン

 

グライダー1機着陸失敗

4E5でドイツ軍2個分隊全滅

4E5でドイツ軍8-1指揮官白兵戦で戦死


f:id:Haruichiban0707:20221111224151j:image

アメリカ軍はグライダーを6,5機確保した。

4T5でドイツ軍1個分隊全滅

ドイツ軍がJ5でグライダー1機確保


f:id:Haruichiban0707:20221111224941j:image

■第4ターン

 

V5とW5でドイツ軍2個分隊全滅

アメリカ軍はグライダーを12個確保した。

ドイツ軍はわずか2個確保している。まだ両軍が確保していないのは4P3の1機だけだ。


f:id:Haruichiban0707:20221111230049j:image

ドイツ軍8-0指揮官戦死


f:id:Haruichiban0707:20221111230819j:image

■第5ターン

 


f:id:Haruichiban0707:20221111231922j:image

4K2でアメリカ軍2個分隊全滅

ドイツ軍がグライダーを1機奪取した。

南部のアメリカ軍が中央へ向かう。

北部と中央の間のアメリカ軍がほぼ全滅したのでドイツ軍がそこから北へ圧迫する。
f:id:Haruichiban0707:20221111232942j:image

グライダーは、アメリカ軍12機ドイツ軍2機確保

 

■第6ターン

 

4T4でドイツ軍1個分隊全滅


f:id:Haruichiban0707:20221111234226j:image

ドイツ軍4-6-7S分隊が狂暴化!

6-5-8のユニットで代用する。

4K4でドイツ軍2個分隊全滅


f:id:Haruichiban0707:20221111235728j:image

4K1でアメリカ軍8-0指揮官白兵戦で戦死

グライダーは、アメリカ軍12対ドイツ軍2

損害分隊アメリカ軍3個、ドイツ軍9個。残り分隊アメリカ軍13個対ドイツ軍13個+ハーフトラック2輌(2個分隊相当)

 

■第7ターン

 

4CC7でドイツ軍ハーフトラック麻痺

4I10でドイツ軍8-1指揮官戦死、2個分隊全滅


f:id:Haruichiban0707:20221112001353j:image

4BB7でドイツ軍9-1指揮官戦死、3個分隊全滅

一気に南部の戦力バランスがアメリカ軍に傾いた。

4S4の狂暴化兵への射撃は士気チェック2。『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)から狂暴化兵も士気値10で士気チェックする。ダイスの目は6で士気チェック成功。

4T3の白兵戦ではアメリカ軍が釘付けで半分の火力だったがドイツ軍の狂暴化兵を倒した。


f:id:Haruichiban0707:20221112002915j:image

グライダーは、アメリカ軍10対ドイツ軍3

損害分隊アメリカ軍3個、ドイツ軍15個。残り分隊アメリカ軍13個対ドイツ軍6個+ハーフトラック2輌(2個分隊相当)

ドイツ軍はあと2機グライダーを奪取しないと勝利がない。

 

■第8ターン(最終ターン)

アメリカ軍1個分隊全滅


f:id:Haruichiban0707:20221112004055j:image

4H4でバズーカによりドイツ軍ハーフトラック爆発炎上

4P3のグライダーをドイツ軍奪取

4F1のグライダーはあと1ヘクス不足して到達できなかった。


f:id:Haruichiban0707:20221112005011j:image

 

f:id:Haruichiban0707:20221112004919j:image 

■勝利条件の確認

グライダーはアメリカ軍11対ドイツ軍4

9機以上をアメリカ軍が確保したのでアメリカ軍の勝利だ。

 

■感想

これは昔、運動会で女子がやってた棒引きだなぁ~。(男子は棒倒し)

棒の代わりにグライダーを奪い合うのだが。

 

ドイツ軍はもっと地図盤4に近いところに配置するべきだった。

新しいユニットの射程距離が短いので高地を保持する意味があまりなかった。地図盤4に近いところからダッシュしてグライダーを取るか破壊しないといけなかった。

 

グライダーがどこに降りるかわからないので今回南、北、中央に兵力を均等にした。

アメリカ軍は均等にするべきだろうがドイツ軍は重み付けをしてもよかったかもしれない。

 

アメリカ軍はバズーカを使うのを忘れてしまっていた。バズーカをもっと早く使っていたらこんなに苦労はしなかっただろう。

 

このシナリオはなかなか面白かった。新しい歩兵ルールにもだいぶ慣れてきた。

 

次のシナリオ34は・・・なんとAFVルールが変わるようだ。しかも日本語ルール・ブックで16ページもある。

もう少し歩兵だけのシナリオで慣らしてから次に進もうと思う。