何十年ぶりかで、昔凝ってたシミュレーションゲームをやってみた。
アバロンヒル(Avalon Hill)社の『戦闘指揮官』(Squad Leader)である。
シナリオ1,2でリハビリして、戦車(T34)や突撃砲(3号突撃砲)が登場するシナリオ3である。
【1】プレイ開始時
ドイツ軍:第2ターンにT34が来るからその前に東の突撃工兵は工場内に突入しておきたい。
西は少しでも長くソ連軍の攻撃を持ちこたえたい。
ソ連軍:東は少しでも長く持ちこたえ、西から押して工場内に援軍を送りたい。
【2】第1ターン終了時
ソ連軍:東の工場内は予想以上にやられたが、援軍を送り込める道が中央に開けた。西側は親衛隊が予想外に苦戦しているが第2ターンにT34が来れば何とかなるだろう。
ドイツ軍:東側は突撃工兵の突入路が開けた。T34が来る前に煙幕張って工場内に突っ込む。
東側の工場西の部隊(R7,U2,T7)の隠蔽マークが外され戦闘不能分隊も増えており、工場に援軍が押し寄せる可能性が出てきた。突撃工兵隊のスピードが大事だ。西側はJ2の建物内のMMGを無力化でき、親衛隊の一部を戦闘不能にできたのでまずは無難な立ち上がり。
【3】第2ターン
ソ連軍:増援のT34 4両を、東西2両ずつに分けたが、東の工場に向かわせた1両が突撃工兵の火炎放射で破壊されてしまった。その上、東の工場が占領されてしまった。工場西側(R7,U2,T7)のドイツ軍防衛戦を突破しようとしているがあと一歩で踏み込めない。西側は親衛隊の損害が想像以上に出てしまい、F5の建物、K5の建物に侵入できない。
ドイツ軍:東の工場では、ソ連軍の隠蔽マークが取れ、兵力が明らかになったので、闘いやすくなった。T34が工場の方に来たが突撃工兵の火炎放射器で破壊!!これは大きい!工場西側の部隊(R7,U2,T7)がどんどんやられているのが痛い!援軍が来るのが早いか突撃工兵による工場奪取が早いか時間との闘いだ。西の方はK5の建物内の分隊が活躍しているが、T34 2台と親衛隊の攻撃でF5の建物が危ない。
第2ターン後半のドイツ軍のターンで、東の工場内のソ連軍を白兵戦で撃破。工場を占領。工場西側の部隊は苦しいながらも踏みとどまっている。西側は親衛隊の進撃をかろうじて食い止めつつ、N4の建物に集結するソ連軍を戦闘不能に陥らせている。ここには8-0指揮官しかいないのでその回復力以上に戦闘不能に陥らせる消耗戦に持ち込めればよし。
【4】第3ターン
ソ連軍:T34を隣接させて攻撃しないと石造建物だと効果がないので突進させる。突撃工兵の反撃で走行不能に陥る。工場西側のドイツ軍の掃討に成功したが、工場が占領された後なので工場への突撃が難しい。
西側はF5の建物を占領したので次の目標はK5かI7の建物だ。親衛隊の損害が大きいのが痛い。N4の建物は8-0の指揮官での回復力以上に戦闘不能にされるのでM5の建物やK5の建物への攻撃が難しい。東からN4の建物に増援を送ることにする。
ドイツ軍Ⅲ号自走砲がやってきた。正面からの撃ち合いを挑む。1両は破壊した!!
ドイツ軍:東側は工場を占領したので勝利条件に達した。部隊を集めて防備を固めることとする。工場西側の北の部隊が壊滅したのが痛い。
西側はF5が占領されK5やI7の建物が危ない。K5の部隊がのサイコロの目がいい。M7の建物の部隊が戦闘不能にされた。ここはシナリオ1だと予備部隊的な位置づけだがシナリオ3だと東から西への増援を防ぐ重要な位置になる。ここが戦闘不能になると東からくる増援を防げない。
ようやくⅢ号自走砲がやってきたので、AP弾を打てる75mm砲装備の突撃砲をT34と正面からの撃ち合いに差し向けるが、1台が破壊されてしまった。
(その2へ続く)