Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Scenario 3 THE CZERNIAKOW BRIDGEHEADを 日本語に訳してみた


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ASL Scenario 3 THE CZERNIAKOW BRIDGEHEADのシナリオカードの日本語訳をしてみた。

ASLシナリオの和訳は、ネットを探すと、下記リンク先にもあるので、「今さら必要か?」とはなるが、自分で訳すことでシナリオ理解が進むので訳してみた。

 

war.game.coocan.jp

 

bojptapp.hatenablog.com

 

この日本語訳は、MMP『Beyond Valor』3rd Editionを元にした。

誤訳もあると思うので、正しくプレイするには、オリジナルの英文シナリオを使用してください。

 

題名を直訳すると『ツェルニアクフ橋頭堡』

 

1944922日、ポーランドワルシャワ 139 SOLEC

現場指揮官の熱意と西側の批判に押され、ポーランド第1軍部隊がVistula河を渡河して、荒廃した都市に進むことをSTAVKAは承認した。16日、Berlingの部隊は、ワルシャワの大釜に入り、ポーランドHome ArmyのKampinosグループと合流した。5日間、この浅い橋頭堡は、ドイツ軍の旗の下で戦ったKaminskiの白ロシア軍によって砲撃され、散発的な攻撃を受けた。ソビエト軍によってポーランド第1軍に徴集されたポーランド人徴募兵は、ベテランの兵士達にはかなわなかった。Vistula河東岸への撤退が承認されたのも束の間、ドイツ軍の強力な偵察が開始され、撤退は潰走に急変した。

 

勝利条件:ドイツ軍プレイヤーは、ソ連軍より多くのCVP(A26.22)(SSR2参照)を得、さらにゲーム終了時に地図盤8上のいずれかに未修正で20火力以上の部隊があれば勝利。

 

バランス:

ドイツ:OBに、SPW251/1を追加する。

ソ連:Kampion戦闘隊は戦意高揚(Fanatic)である。

 

 

 

ターン記録表:

ソ連軍が最初に配置[177]

ドイツ軍が先に移動[174]

 

 

戦闘序列:

9歩兵連隊の一部[ELR:2] 運河の東の地図盤23の完全ヘクスに、1 ヘクスあたり最大 1MMCを配置する(区域(Location)ではない)。

ポーランド Home Army Kaminos戦闘グループの一部[ELR:5] 地図盤20/8の全ヘクスのどこにでも配置。{SAN:6}

Kaminski 白ロシア旅団[ELR:3]の一部[ELR:3] 地図盤23 の運河の西の任意の全ヘクスに配置: {SAN: 2}。

 

 

 

特別ルール:

  1. 環境条件は湿潤(B25.5)、無風である。運河は深い。
  2. ソ連軍4-4-7部隊は、ドイツ最初のRPh終了時にNMCを受けなければならない。この NMC に失敗したユニットは混乱状態、DM状態になる。通常とおり、ELR失敗によるユニットの置き換え、戦渦(Heat of Battle)、釘付け(Pinning)、および損耗はすべてこの NMC に適用される。
  3. ポーランドHome Armyユニットは火炎瓶(A22.6)、静粛、および地下道移動(B8.4)を使用できるが、弾薬不足(A19.131)に悩まされる。
  4. ソ連軍プレイヤーはポーランドHome Army軍2個と、それらとスタックしてい る指揮官/SWユニットに HIP(A12.3)できる。
  5. 地図盤8の建物はすべて石造である。地図盤20と地図盤23にあるすべての2ヘクスの建物は木製の瓦礫とみなす。
  6. ソ連軍プレイヤーはドイツ軍ユニットが地図盤20に進入した後でのみ、SAN6を使用できる。それまでは狙撃兵の能力はない。

 

結末:ソ連軍主導のポーランド軍が駐留する外郭線は北と南を維持していた。しかし、中央部は猛攻を受け崩れ落ちた。パニックに陥ったポーランド軍は、旋風を巻き起こす突撃の前に、川に向かって走り出した。Solec通りに沿ったPolish Home Armyの戦線を通過したとき、追撃が止んだ。Kampinosの頑強な街頭の戦士達が待ち伏せしたのだ。翌朝、ソ連軍は撤退した。ポーランド軍はその運命に身を任せた。ポーランド第一軍の「ソビエト」英雄2000人以上がCzerniakow橋頭堡から戻らなかったとソ連側の記録にある。