Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Scenario 11 DEFIANCE ON HILL 30を 日本語に訳してみた


f:id:Haruichiban0707:20230305201403j:image

AH/MMP『YANKS』のASL Scenario 11 DEFIANCE ON HILL 30のシナリオカードの日本語訳をしてみた。

 

ASLシナリオの和訳は、ネットを探すと、下記リンク先にもあるが、『YANKS』のシナリオはないようだ。

 

war.game.coocan.jp

 

bojptapp.hatenablog.com

 

この日本語訳は、MMP『YANKS』2nd Editionを元にした。

誤訳もあると思うので、正しくプレイするには、オリジナルの英文シナリオを使用してください。

 

このシナリオはオリジナル・バージョンから更新された。(オリジナル・バージョンは『Paratrooper』のシナリオだ。アメリカ軍の戦闘序列に半個分隊追加されているようだ。) シナリオ・デザイン:ドン・グリーンウッド

 

194468日、 PONT L'ABBE近郊、フランス:第508パラシュート歩兵連隊は、降下不良によりDouve川沿いの目標を確保することができなかった。Shanley中佐以下、およそ2個中隊からなる臨時集団が最善の努力を払ったが、Pont I'Abbeの橋に向けた行動は、第1057擲弾兵連隊の1個大隊によってぴたっと止められた。このように拒絶された空挺部隊は、Chef-du-Pontの交差点を見下ろす高台に後退し、その後2日間、包囲され、絶えず攻撃を受けることになった。この陣地の重要な拠点は、農場と、丘の下にある道路の交差点に立っている哨所で、西から橋に向かう道路を塞いでいた。6月8日の夜明け、ドイツ軍はこの橋を奪取するために最も強力な攻勢をかけた。

 

 

 

勝利条件: ドイツ軍はゲーム終了時に、建物 2T8、2V8、2W9、2W7 を制圧すると勝利する。または、そのうちの 1 つ以上を制圧し、アメリカ軍(SSR 3参照)より多くのCVPを獲得すると勝利する。

 

バランス:

アメリカ:開始時戦闘序列に1-4-9ヒーローを追加する。

ドイツ:LMG1挺をdm HMG1挺に交換する。

 

 

 

ターン記録表:

アメリカ軍が最初に配置

ドイツ軍が最初に配置[150]

 

戦闘序列:

82空挺師団第508パラシュート歩兵連隊第2大隊の一部[ELR5]

2V8の4ヘクス以内に設定する。:{SAN:4}

 

SSR3に従って地図盤西端から進入する。

 

91空挺歩兵師団第1057擲弾兵連隊の一部[ELR:3] 第1ターンに東端から進入する:{SAN:3}

 

特別ルール:

  1. 環境条件は普通、無風である。
  2. アメリカ軍は、1個分隊相当分(およびそれにスタックするSMC/SW)まで、初期隠匿配置(HIP)を使用できる。
  3. 第4ターンのアメリカ軍プレイヤーターンのRPhにおいて、アメリカ軍プレイヤーは増援drを行い、1-3であれば、そのターンにアメリカ軍の援軍が入り、4-6 であれば、5 ターンに入り、アメリカ軍は 3CVPのボーナスを獲得する。

結末:ドイツ軍の攻撃は大きく進展し、常備パトロールから十字路の制圧を奪おうとしていたところ、Shanley自身が率いる小隊が丘を下りてきて敵を側面から攻撃してきた。10日までに、第508連隊の残りの部隊がMerderet at La Fiereを渡り、北側でShanleyと接触するまで、Hill 30は遮断されたままであった。D-Dayの目標を達成することはできなかったが、ShanleyのHill 30での抵抗は、アメリカ軍空挺部隊の全体的な活動を成功に貢献した。