AH/MMP『YANKS』のASL Scenario 11 DEFIANCE ON HILL 30のシナリオカードの日本語訳をしてみた。
ASLシナリオの和訳は、ネットを探すと、下記リンク先にもあるが、『YANKS』のシナリオはないようだ。
この日本語訳は、MMP『YANKS』2nd Editionを元にした。
誤訳もあると思うので、正しくプレイするには、オリジナルの英文シナリオを使用してください。
このシナリオはオリジナル・バージョンから更新された。(オリジナル・バージョンは『Paratrooper』のシナリオだ。アメリカ軍の戦闘序列に半個分隊追加されているようだ。) シナリオ・デザイン:ドン・グリーンウッド
1944年6月8日、 PONT L'ABBE近郊、フランス:第508パラシュート歩兵連隊は、降下不良によりDouve川沿いの目標を確保することができなかった。Shanley中佐以下、およそ2個中隊からなる臨時集団が最善の努力を払ったが、Pont I'Abbeの橋に向けた行動は、第1057擲弾兵連隊の1個大隊によってぴたっと止められた。このように拒絶された空挺部隊は、Chef-du-Pontの交差点を見下ろす高台に後退し、その後2日間、包囲され、絶えず攻撃を受けることになった。この陣地の重要な拠点は、農場と、丘の下にある道路の交差点に立っている哨所で、西から橋に向かう道路を塞いでいた。6月8日の夜明け、ドイツ軍はこの橋を奪取するために最も強力な攻勢をかけた。
勝利条件: ドイツ軍はゲーム終了時に、建物 2T8、2V8、2W9、2W7 を制圧すると勝利する。または、そのうちの 1 つ以上を制圧し、アメリカ軍(SSR 3参照)より多くのCVPを獲得すると勝利する。
バランス:
アメリカ:開始時戦闘序列に1-4-9ヒーローを追加する。
ドイツ:LMG1挺をdm HMG1挺に交換する。
ターン記録表:
アメリカ軍が最初に配置
ドイツ軍が最初に配置[150]
戦闘序列:
第82空挺師団第508パラシュート歩兵連隊第2大隊の一部[ELR:5]
2V8の4ヘクス以内に設定する。:{SAN:4}
SSR3に従って地図盤西端から進入する。
第91空挺歩兵師団第1057擲弾兵連隊の一部[ELR:3] 第1ターンに東端から進入する:{SAN:3}
特別ルール:
- 環境条件は普通、無風である。
- アメリカ軍は、1個分隊相当分(およびそれにスタックするSMC/SW)まで、初期隠匿配置(HIP)を使用できる。
- 第4ターンのアメリカ軍プレイヤーターンのRPhにおいて、アメリカ軍プレイヤーは増援drを行い、1-3であれば、そのターンにアメリカ軍の援軍が入り、4-6 であれば、5 ターンに入り、アメリカ軍は 3CVPのボーナスを獲得する。
結末:ドイツ軍の攻撃は大きく進展し、常備パトロールから十字路の制圧を奪おうとしていたところ、Shanley自身が率いる小隊が丘を下りてきて敵を側面から攻撃してきた。10日までに、第508連隊の残りの部隊がMerderet at La Fiereを渡り、北側でShanleyと接触するまで、Hill 30は遮断されたままであった。D-Dayの目標を達成することはできなかったが、ShanleyのHill 30での抵抗は、アメリカ軍空挺部隊の全体的な活動を成功に貢献した。