Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ドイツ軍将兵の驚愕と恐怖を追体験! HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)フリーセットアップ・キャンペーンシナリオ


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HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)のキャンペーンシナリオをフリーセットアップでVASSALでプレイした。

 

対戦相手はこのゲームのVASSALモジュールを自作したA氏だ。

私がドイツ軍担当で、A氏が連合軍を担当した。

 

第1ターン、連合軍が降下してきた!!

このゲームは連合軍の降下に始まるので驚くことではないのだが、降下地点に驚いた!!

地図盤Iのイギリス軍第1空挺師団の戦域の降下には、最も驚いた!!

降下可能な30ユニット中15ユニットがこの戦域に降下してきたのも理由の一つだが、ネーデルライン河の両岸をサンドイッチするように降下してきたことにもっと驚いた!

アルンヘムの橋も危ないが、ナイメーヘンの橋も第1空挺師団によって奪取されるかもしれない。

 

空挺作戦の場合、防御側の予想を超えた時や場所に降下する奇襲性が重要だ。

そういう点で、降下地点が決まっている空挺作戦ゲームでは、当時の守備側の驚愕を味わうことができない。

今回のフリーセットアップで、ドイツ軍の私は、この配置を見て驚愕した。当時のドイツ軍シュトゥデント将軍や、この地域の兵士たちの驚きを共感できた。

 

このゲームでは降下時にダイスを1個振り、降下時の損害がないか、確認する。

そのダイスを振る際、上空を飛ぶ航空機の音が鳴るように、A氏が作っている。

 

そのため、降下のダイスを振る度に、「Goooooo・・・・n」と音が鳴る。

A氏は「うるさくないですか?」とおっしゃっていたが、私には当時のドイツ軍将兵の恐怖感をそのまま感じられて逆にとてもよかった。

上空一杯に広がる多数の輸送機とそこから降りてくるきのこみたいな無数の落下傘・・・そんな光景が眼前に広がり、耳に響いてきた。それらを見たり聞いたりしたドイツ軍将兵は、恐怖を感じたことだろう。

 

今回、私は、この第1ターン開始時の状況だけで、ドイツ軍将兵の驚愕と恐怖を十分に追体験できて満足だった!!

第1空挺師団の戦域

第82空挺師団の戦域

第101空挺師団の戦域

戦いはまだ始まったばかりだ。

この戦いのバトル・レポート(AAR)は機会を見ていずれ公開するつもりだ。