1982年にエポック社から発売された『日本機動部隊』は、大好きなゲームの一つだった。2019年にJapan War Game Classicsの一つとして発売された。
ゲーム盤やユニットのデザインがカラフルで美しくなってて嬉しい。
ルールブックもカラフルかつ例が豊富でわかりやすい。
シナリオ3、スラバヤ沖海戦をプレイしてみた。このシナリオは、水上戦ルールを覚えるためのシナリオだ。
初期配置
第7ターン(1942年2月27日1200)
このゲームは第7ターンから第12ターンまでだ。
早くも連合軍艦隊を発見!!
ABDA艦隊と日本軍第2水雷戦隊が砲撃戦だ。
連合軍重巡2隻の砲が一方的に火を噴く。
目標神通。砲撃力8 ダイス3 損害4。
3で小破。4で中破。
第8ターン(1330)
ABDA艦隊は第2水雷戦隊から離れて行ってしまった。日本軍は命拾いした。
第9ターン(1500)
第5戦隊(TF7)、第4水雷戦隊(TF9)がABDA艦隊を捕捉した。
今度は連合軍も接近し軽巡(CL)まで戦闘に参加した。
日本軍は重巡2隻軽巡1隻。連合軍は重巡2隻軽巡3隻が参加した。
ダイス4。損害5。中破。
羽黒の目標はヒューストン。砲撃力6
ダイス1。損害なし
那珂の目標はデロイテル。砲撃力4
ダイス1。損害なし。
ダイス4。損害6。中破。
デロイテルとジャワの目標は羽黒。砲撃力6
ダイス2。損害1。損害なし
パースの目標は第5戦隊の駆逐艦。砲撃力3
ダイス5。損害2。ステップロス。
第10ターン(1630)
日本軍は接敵継続する。
両軍軽巡まで戦闘参加する。
ダイス4。損害3。大破。
羽黒の目標はヒューストン。砲撃力6
ダイス5。損害8。沈没!!
那珂の目標はデロイテル。砲撃力4
ダイス4。損害3。小破。
ダイス6。損害9。沈没。
デロイテルとジャワの目標は羽黒。砲撃力6
ダイス5。損害5。小破。
パースの目標は第5戦隊のステップロスしてない駆逐艦。砲撃力3
ダイス5。損害2。ステップロス。
第11ターン(1800)
日没を迎えた。
第4水雷戦隊がABDA艦隊を捉えた。
那珂の目標はデロイテル。砲撃力4
ダイス3。損害2。中破。
駆逐隊2隊の目標がジャワ。砲撃力8
ダイス3。損害6。大破。
駆逐隊1隊の目標がエクセター。砲撃力4
ダイス3。損害2。沈没。
デロイテルとジャワの目標は那珂。砲撃力6
ダイス2。損害1。なし
パースと駆逐隊1ユニットの目標は駆逐隊。砲撃力5
ダイス5。損害4。駆逐隊壊滅。
駆逐隊2ユニットの目標は別の駆逐隊。砲撃力4
ダイス3。損害1。小破。
駆逐隊0.5ユニットの目標が別の駆逐隊。砲撃力1
ダイス6。損害1。小破。
両軍の喪失艦は下のとおり。
ここまでの得点は次のとおり。
連合軍が重巡1隻撃沈(3)、軽巡中破1 隻(1)、駆逐艦1ユニット沈没(1)、中破2ユニット(1)で6点。日本軍2点のリード。
第12ターン(2100)
日本軍は引き続き連合軍に夜戦を挑む。
羽黒の目標はパース。砲撃力6
ダイス4。損害5。中破。
駆逐隊2ユニットの目標はデロイテル。砲撃力4
ダイス5。損害6。撃沈。
那珂の目標はジャワ。砲撃力4
ダイス3。損害2。撃沈。
駆逐隊1隊の目標が駆逐隊。砲撃力4
ダイス6。損害8。壊滅。
駆逐隊1隊の目標が駆逐隊。砲撃力4
ダイス4。損害3。大破。
デロイテルと駆逐隊1ユニットの目標は那珂。砲撃力4
ダイス1。損害なし
パースと駆逐隊1ユニットの目標は羽黒。砲撃力5
ダイス6。損害6。沈没。
駆逐隊2ユニットの目標は第5戦隊の駆逐隊。砲撃力4
ダイス3。損害1。大破。
駆逐隊0.5ユニットの目標が別の駆逐隊。砲撃力1
ダイス5。損害なし。
両軍の喪失艦は下のとおり。
日本軍 13点
重巡 撃沈2(6)
軽巡 撃沈2(4)中破1(1)
駆逐隊 撃沈1(1)大破1(1)
連合軍 10点
重巡 撃沈2(6)
軽巡 中破1(2)
駆逐隊 撃沈1(1)大破1(1)小破2(0)
連合軍艦隊は事実上壊滅したが、日本軍も大損害を被った。
史実では、次のとおりだったから、今回は両軍とも大損害を受けた。
日本軍の損害は駆逐艦朝雲の大破。連合軍は重巡1中破(エクセター)。1小破(ヒューストン)。
軽巡2沈没(デロイテルとジャワ)
偶然とはいえ、毎ターン戦闘が発生したため両軍とも損害が大きくなったのだ。
水上戦はダイス運に左右される部分が大きい。効率いい戦い方をするには、期待値を計算しないといけない。今度きちんと計算してみたい。