『タクテクス』(TACTICS)第44号の石川輝氏「BATTLE OVER BURMA」の記事を読んで1942年1月23日、日本の97式戦闘機25機がP-40と戦った戦いを再現してみる。
97式戦闘機はカードやユニットがないのでほぼ同性能の96式艦上戦闘機で代用する。
■初期配置
高度1000フィート(約3000m)
■第1ターン
P-40は上昇し10400フィートになったが97戦は下降し9200フィートになり、増速した。
■第2ターン
■第3ターン
両軍正面に向き合った。
■第4ターン
両軍がすれ違った!
■第5ターン
■第6ターン
■第7ターン
旋回性能が高い97戦がP-40を射界に捕らえた!!
■第8ターン
97戦が射撃!
P-40の翼に命中した。
速度が落ちた97戦はP-40を追尾しきれない。
■第9ターン
■第10ターン
97戦2番機は宙返りをした。
■第11ターン
■第12ターン
両軍なかなか相手の後方につけない。
■第13ターン
ついにP-40が97戦の後方に出た!
「約1100m前方に敵機!機銃発射!」
97戦の胴体に命中!
■第14ターン
P-40 4番機が機銃発射!
97戦の翼に命中!
P-40 3番機が正面から97戦と撃ち合う!
■第15ターン
P-40の12.7mm機銃4挺が火を噴く!
97戦の翼に命中!!
P-40の翼にも命中!!
■第16ターン
■第17ターン
■第18ターン
P-40 4番機胴体に命中!
P-40 3番機の操縦席、機銃に命中!
■第19ターン
P-40 3番機の操縦席、機銃に命中!
■第20ターン
P-40 3番機の操縦席に命中!!
パイロット戦死!!
撃墜~!!
■感想
大東亜戦争に入った時点で日本陸軍の主力戦闘機が97式戦闘機だったのは知っているが、7.7mm機銃2挺でよく戦ったものだ。
相手の背後をとるために互いに旋回しあう戦いをドッグ・ファイトや巴(ともえ)戦と呼ぶが、単純に旋回していると速度も高度も落ちてしまい、戦いにくい。
単純にクルクル回るだけではないのかもしれない。
もっといろいろな機種で研究してみたい。