『ASL Classic』は『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズのシナリオをAdvanced Squad Leader(ASL)のユニット、ルールにしたものだ。
『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズを知っている者にとってはASLに入りやすい。
読むルールの項目が限定されるのもいい。
『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ1をASL化した「The Guards Counterattack」プレイしてみた。
今回は、ソ連軍の戦い方を変えてみようと思う。
親衛赤軍(6-2-8)は、F5の建物とK5の建物を狙う。
N4の建物にいるコミッサール率いる4-4-7は、前回はM5の建物に何度も波状攻撃をかけたがその都度撃退されたので、今回はK5の建物を親衛赤軍とともに挟み撃ちする。
M5の建物にいるドイツ軍の射撃に対しては、道路をダッシュすることで対処する。
目次
■初期配置
■第1ターン(1942/10/06)
●回復期(RPh)
●準備射撃期(PFPh)
ソ連軍がL6を射撃しドイツ軍Pilsl軍曹が釘付け、1個分隊が損耗し混乱状態になった。
ソ連軍がJ4を射撃し効果なし
ソ連軍がG6を射撃し効果なし
●移動期(MPh)
M3に移動したソ連軍をK4からの臨機射撃で効果なし
H3に移動したソ連軍親衛赤軍をドイツ軍がJ4から臨機射撃し効果なし
F3のソ連軍親衛赤軍はダッシュ[4.63]を宣言しF4の道路を横断しF5に走る。
ドイツ軍がG6 からF4を臨機射撃する。
ソ連軍親衛赤軍は1個分隊が狂暴化し、2個分隊が混乱状態になった。
D4に動いた親衛赤軍をF6からドイツ軍が臨機射撃するが効果なし
●防御射撃フェイズ(DFPh)
ドイツ軍M9からN5を射撃するが効果なし。
M7からM5を射撃するが効果なし。
●前進射撃フェイズ(AFPh)
ソ連軍がM3,M4からK4を射撃し効果なし。
H3からJ4を射撃し効果なし
F3からG6を射撃し効果なし
D4からF6を射撃し効果なし
●潰走フェイズ(RPh)
●突撃フェイズ(APh)
●白兵戦フェイズ(CCPh)
●回復フェイズ(RPh)
●準備射撃フェイズ(PFPh)
J4からH3を射撃し2個分隊混乱状態
K4からM3を射撃し1個分隊狂暴化、1個分隊が、ELRを超えたので4-2-6になり混乱状態。
G6からG4を射撃し効果なし
F6h1からF6h0を射撃し効果なし
I7からF6h0効果なし
●移動期(MPh)
ドイツ軍はM9からHMGをL6に運ぶ。
ソ連軍はN5から臨機射撃し効果なし
●防御射撃フェイズ(DFPh)
H3,G4からJ4を射撃し効果なし
F3からG6を射撃し効果なし
D4からF6h1を射撃し1個分隊が釘付け
F6h0の狂暴兵からF6h1を射撃しKubachi中尉と2個分隊が混乱状態
J2からJ4を射撃し1個分隊が釘付け
●前進射撃フェイズ(AFPh)
L6h0からN5を射撃し効果なし
●潰走フェイズ(RtPh)
●突撃フェイズ(APh)
●白兵戦フェイズ(CCPh)
F5の建物はソ連軍が占領しそうだ。K5 の建物はまだどうなるかわからない。
ドイツ軍の損害は半個分隊。ソ連軍は親衛赤軍が1.5個分隊失われた。
■第2ターン
●回復フェイズ(RPh)
J5のドイツ軍4-6-7はクラス上昇し4-6-8になった。G6のドイツ軍指揮官Kubachi中尉は回復したが2個分隊は惜しいところで回復できなかった。
●準備射撃フェイズ(PFPh)
ソ連軍はJ2からJ4を射撃し効果なし
H3,G4からJ4を射撃し効果なし
G4からG6を射撃し効果なし
●移動フェイズ(MPh)
ソ連軍が4-2-6に置き換えた分隊を囮にしてM5に移動する。
ドイツ軍は臨機射撃するかどうか悩むところだが、M7から臨機射撃し効果なし
ソ連軍狂暴兵がL3からK4の2階に駆け上がる。
ドイツ軍がL3をL6から臨機射撃しソ連軍狂暴兵壊滅
M4からL4を通りK4h1へ階段を駆け上がる。
ドイツ軍はL6から連続臨機射撃する。
N4からソ連軍がM4へ移動した。
N4からN5にも1個分隊が移動する。
M7のドイツ軍がN5へ連続臨機射撃するが効果なし
ドイツ軍がJ4からJ3を臨機射撃しソ連軍親衛赤軍半個分隊壊滅
ドイツ軍はJ5からH3を臨機射撃し2個分隊が混乱状態、1個分隊が釘付けD4から親衛赤軍がF6へ移動する。
ソ連軍親衛赤軍がD4からF6h1へ侵入した。I7のドイツ軍がF6h1を臨機射撃し効果なし
G6からF6h1へ臨機射撃し効果なし
F6h0からF6h1へ狂暴兵が移動し残留火力の攻撃を受けるが効果なし
●防御射撃フェイズ(DFPh)
G6からF6を射撃し効果なし
●前進射撃フェイズ(AFPh)
ソ連軍がM5,N5からL6を射撃し効果なし
H3からJ4を射撃し効果なし
F6h1からG6を射撃し効果なし
●潰走フェイズ(RtPh)
●突撃フェイズ(APh)
●白兵戦フェイズ(CCPh)
G6の白兵戦
ソ連軍18-4→4-1疲労状態が2個分隊いる場合のダイス修正(DRM)はどうするのだろうか？ 今回は攻撃に不利な方として+2とする。
ドイツ軍は疲労状態の分隊を攻撃し4-6→1-2ダイス修正は-1
ダイスはソ連軍7+2=9ドイツ軍8-1=7
ドイツ軍1個分隊壊滅
●回復期(RPh)
ソ連軍N4で4-4-7から4-5-8へクラス上昇
ドイツ軍H5で4-6-7から4-6-8へクラス上昇
●準備射撃フェイズ(PFPh)
ドイツ軍I77からG6を射撃しソ連軍親衛赤軍2個分隊が4-5-8に置き換えられ混乱状態に、1個分隊が混乱状態になった。
H5からG4を射撃し効果なし
J4, J5からG4を射撃し1個分隊釘付け、1個分隊混乱状態になった。
L6からN5を射撃し効果なし
M7からM5を射撃し効果なし
●移動フェイズ(MPh)
すべて準備射撃したので移動なし
●防御射撃フェイズ(DFPh)
ソ連軍M5, N5からL6を射撃し2個分隊混乱状態、半個分隊壊滅
H3, G4からH4を射撃し効果なし
●前進射撃フェイズ(AFPh)
●潰走フェイズ(RtPh)
●突撃フェイズ(APh)
●白兵戦フェイズ(CCPh)
■第3ターンから第4ターン
記録に失敗し第3ターンと第4ターンが混在してしまった。
●回復フェイズ(RPh)
●準備射撃フェイズ(PFPh)
ソ連軍はM5,N5からL6を射撃し効果なし
J4,,K5からJ5を射撃し効果なし
F6からI7を射撃し効果なし。
●移動フェイズ(MPh)
N4からソ連軍はM9の建物を奪いに向かう。
L6からO6を臨機射撃し効果なし
L7からN7へ臨機射撃しKIA!!
J2からK4h1へ移動する。
G6から臨機射撃し2個分隊混乱状態
G6から連続臨機射撃し効果なし
ソ連軍狂暴兵が、I5へ移動する。
J5からI5へ臨機射撃し効果なし
連続臨機射撃し効果なし
I7からI5 へ臨機射撃しKIA！！
●防御射撃フェイズ(DFPh)
ドイツ軍J5からJ4を射撃し1個分隊釘付け、1個分隊混乱状態
●前進射撃フェイズ(AFPh)
ソ連軍F6からG6を射撃し効果なし
F5からH5を射撃し効果なし
●潰走フェイズ(RtPh)
●突撃フェイズ(APh)
●白兵戦フェイズ(CCPh)
G6の白兵戦
ソ連軍4-4→1-1
ドイツ軍4-4→1-1
ダイスソ連軍11ドイツ軍8
混戦状態
J5h1の白兵戦
G6の白兵戦
ソ連軍2-4→1-2
ドイツ軍4-2→2-1
ダイスソ連軍4ドイツ軍6
両軍相討ち
F5の建物のドイツ軍は1個分隊、K5の建物は2個分隊(うち1個は混乱状態)だ。
●回復フェイズ(RPh)
●準備射撃フェイズ(PFPh)
J5からH3を射撃し効果なし
●移動フェイズ(MPh)
ドイツ軍はL6へMMGを移動する。そこにソ連軍がM5,N5から臨機射撃しBecker軍曹混乱状態、2個分隊損耗、1個分隊混乱状態
●防御射撃フェイズ(DFPh)
ソ連軍は、J4からH5を射撃し効果なし
H3からJ5を射撃し効果なし
F6からI7を射撃し効果なし
F5からH5を射撃し効果なし
●前進射撃フェイズ(AFPh)
L6からM5を射撃し効果なし
●潰走フェイズ(RtPh)
●突撃フェイズ(APh)
●白兵戦フェイズ(CCPh)
G6の白兵戦
ソ連軍4-4→1-1
ドイツ軍4-4→1-1
ダイスソ連軍5ドイツ軍5
相討ち
ドイツ軍のELRが1落ちた。
●戦況の分析
ドイツ軍は全ての建物を確保しているが、K5,F5の二つの建物にはソ連軍が侵入している。F5には健全な分隊がなく、K5には2個分隊と少ない。苦しい状況だ。
ドイツ軍の損害は3個分隊、ソ連軍は親衛赤軍が2個分隊、4-4-7は1.5個分隊だ。
これが第3ターンの状況で第4ターンにはソ連軍は大攻勢をかけたがうまくいかなかった。
■第5ターン(最終ターン)
●回復フェイズ(RPh)
●準備射撃フェイズ(PFPh)
M5,N5からL6を射撃し効果なし
H3からJ5を射撃し効果なし
●移動フェイズ(MPh)
G6へI7から臨機射撃し釘付け
I4からH7を連続臨機射撃し効果なし
J5からH6を臨機射撃し2.5個分隊混乱状態
J4からJ5h1へ移動したところをドイツ軍がJ5h0から連続臨機射撃する。2個分隊混乱状態
●防御射撃フェイズ(DFPh)
L6からN5を射撃し効果なし。HMG故障
●前進射撃フェイズ(AFPh)
G6からH5を射撃し効果なし
H7からI7を射撃し効果なし
●潰走フェイズ(RtPh)
●突撃フェイズ(APh)
G6のソ連軍が釘付けのためH5に突撃できない！
●白兵戦フェイズ(CCPh)
I7の白兵戦
ソ連軍4-8→1-2
ドイツ軍8-4→2-1
ダイスソ連軍5ドイツ軍7
ソ連軍はH5のドイツ軍指揮官Kubachi中尉を除去してもK5の建物は占領できないので建物1個しか占領の可能性がない。
■勝利条件の確認
ソ連軍はH5のドイツ軍指揮官Kubachi中尉を除去してもK5の建物は占領できないので建物1個しか占領の可能性がないので、ドイツ軍の勝利！！
ドイツ軍の損害は指揮官5人中0人戦死。5人残存。
4-6-7分隊13個中6個壊滅、7個残存。
ソ連軍は指揮官3人中0人戦死。3人残存。
6-2-8親衛赤軍は12個中5.5個壊滅し6.5個残存。
4-4-7分隊は9個中3個壊滅し6個残存。
■感想
序盤はソ連軍に有利に進みF5,K5の建物を奪えるかと思ったがドイツ軍のI7,L6,J5の頑張りで粘り勝ちした。
今回の展開は前回よりもソ連軍の損害が少なく、親衛赤軍とN4の4-4-7でK5を挟み撃ちした戦術はよかったと評価できるだろう。
まだまだこのシナリオは楽しめる。
