Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第38号(1987/1/1)

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TACTICS第38号(1987/11/1)を読んでみた。

特集は「連邦軍(フンデスヴェール)の栄光」ここでの連邦軍はドイツ連邦(西ドイツ)のこと。

付録ゲームはSPI『怪獣征服』(Creature that ate Sheboygan)

 

もくじは次のとおり。

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p.4 TALLY-HO!ゲームの森から

新作ゲームの紹介記事だ。いろいろなゲームが出てきてまだまだ勢いがある。

p.10 INTREP

AT『冬の嵐』(Operation Winter Storm)はアド・テクノス社のスターリングラード包囲戦ゲームだ。システムは基本的だが、第6軍の早期脱出、第6軍法規、冬の嵐作戦の発動の3個の可能性を試せるそうだ。また単独で1,800円で発売されている写真集も同梱されているらしい。

p.38 冬の嵐を耐えしのげ! 進戸大生

AT『冬の嵐』(Operation Winter Storm)のシステム紹介記事だ。

とてもわかりやすくプレイしてみたいゲームだ。

p.16 S&Tマガジン・ゲーム集

Strategy & Tactics誌の99号、100号、101号、102号の紹介。p.113の広告を見ると、1,980円や2,500円のようだ。年間購読だと15,000円だ。

p.20 民主国家の盾と剣 連邦国防軍・歴史と現在 ディヴィッド・クック「NATOの盾」(S&T誌Nr.100)/訳・織田薫

西ドイツ軍の歴史と組織や装備を簡潔にまとめた記事だ。

この頃は冷戦真っ最中で、まさかこの2年後にベルリンの壁が崩壊するとは思わなかった。

p.36 「歴史・現在・未来」~西独憲法の成立と国防軍

同じ敗戦国ではあるが、ドイツと日本では状況が全く違ったのがよくわかる。日本は恵まれていたのだなぁ、と改めて思う。

p.42 モノポリーを過激にやるぜ!! かどのまさひこ

この号で一番驚いたのがこの記事だ。

なにしろあのファミリーゲームの定番『モノポリー』がウォーゲーム雑誌の記事になっているのだ。これとよく似たゲームで産油国の権利を買い石油を増産する『ペトロポリス』というのがあったが、個人的には『ペトロポリス』の方が好きだったしよくやった。

p.75 ”独ソ戦”をリフレッシュしよう <AH>"独ソ戦"上級(戦略)ルール ジェネラル誌15巻3号より タイロン・ボムバ/訳 砂田孝広

あのタイ・ボンバの記事のようだ。どれも納得できる追加ルールだ。

p.80 スコード・リーダー・クリニック スコード・リーダー・クイズー回答・討論編ー問題6:シナリオ4かくれんぼ Squad Leader Clinic ビル・ナイチンゲール 訳/小山純一 ジェネラル誌19巻4号

休載していたSquad Leader Clinicだ。このクイズだとかなり選択肢がいろいろあり少し収拾がつかなくなっている。少し問題の出し方がよくなかったと思う。

p.84 突撃!インタビュー ホビージャパンゲーム開発室編

ホビージャパンでライセンスゲームができるまでのプロセスをまとめ、担当者にインタビューした記事だ。制作者が25歳と若い!!この新しいホビーに対するエネルギーが伝わってくる。

p.107 高橋三卿のザ・マスター

映画の紹介記事だ。この号ではあの『トップ・ガン』(TOP GUN)が紹介されている。時代を感じるなぁ~

p.111 RPGマガジン第2号の宣伝

RPGが盛り上がり専門誌の第2号が出るという宣伝が載っていた。