Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

シミュレーションゲームマガジン『タクテクス』季刊第3号(1991/03/01)


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もくじはこちら

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季刊となり、判型も変わって再出発した『タクテクス』誌の第3号だ。

特集は『はるかなり三国志

HJ『英雄三國志』の解説記事にリプレイ記事に、AH『共和制ローマ』(The Republic of Rome)のルール・ブック訳、付録ゲームは伏見素行氏デザインの『激闘 田原坂』と盛り沢山だ。

 

p.76 Bloody 110 佐藤弘明

作戦級と戦術級の中間的なゲームだそうだ。

これが今にもつながるTCS(Tactical Combat Series)第一作目だ。

ルールが読みづらい、ゲームとして完成していないそうだが、シリーズが続いているところを見ると面白いのだろう。

 

p.84 太平記-血戦楠木正成- 中嶋真

太平記システムで有名になる『太平記』のデザイナー自身による紹介記事だ。このゲームは機会をみてぜひプレイしてみたい。

 

p.87 Code of Bushido 和久尊

Advanced Squad Leaderシリーズ8作目にしてようやく日本軍登場!!日本軍歩兵がどう表現されているのか興味深い。モラルチェックに失敗すると戦闘不能にならず戦力減少するようだ。

 

p.98 第二次欧州大戦概説史 戸島毅

いよいよドイツ軍がベルギー、オランダ、フランスに侵攻する。各軍の状況から連合軍敗北の原因がよくわかる。

 

p.102 新書英雄伝 ハンニバル伝 有坂純

名将ハンニバルと第二次ポエニ戦争

 

p.112 ゲーム千一夜 和久尊

今回はコマンドコントロール。いくつかのゲームでどのようにコマンドコントロールを表現しているのかわかりやすく解説している。

 

p.116 作戦級ゲーム入門 瀬戸利春

攻撃計画を立てる

スケジュールを立てる

突破

包囲

戦闘解決の順番

地形の利用

戦況の把握

予備

についてわかりやすく解説している。

どれも意識が足りないなぁ~と反省しきりだ。

 

p.154 山猫兵器館 第3回 連合軍の超重戦車 絵と文:鋼鉄山猫

連合軍にもこういう超重戦車があったのかぁ~