久しぶりにAH『戦闘指揮官』(Squad Leader)をプレイしてみた。
OAF-35-1 Russia 1941をプレイしてみた。(2024/01/19 19:40 リンクが間違っていたので修正しました。)
『ロシア1941』だ。
1941/11
押し寄せるドイツ軍による猛攻撃が続く中、多数の小規模な抵抗拠点は迂回され、後続部隊による掃討を受けることになった。
勝利条件はゲーム終了時(第7ターン終了時)までに地図盤3の5個の石造建物のうち3個をドイツ軍が支配していればドイツ軍の勝利だ。
目次
■初期配置
ソ連軍はY列でドイツ軍の前進を止める時間稼ぎをする。
T3,T4などの村落では8-1指揮官が中心になって守りを固める。
最も高いN2には8-1指揮官率いるMMGと2個分隊が遠距離からドイツ軍の前進を阻む。
ドイツ軍は西から8-1指揮官が指揮する5個分隊が森を抜けて木造建物を通って前進する。
中央は9-2指揮官率いる3個分隊がY6,Y8にいるソ連軍を一掃した後、ハーフトラックに乗った4個分隊が前進する。
東からは8-1指揮官率いる6個分隊がY8の分隊を撃破した後森を抜けて前進する。
さて、どうなるか?
■第1ターン(1941/11)
ドイツ軍のAA7, AA8からの準備射撃でソ連軍Y8の1個分隊が混乱状態になった。
BB5からの準備射撃でY6の2個分隊が混乱状態になった。
「丘の頂上を通るハーフトラックを撃て~~!」ソ連軍8-1指揮官サハビッチ中尉が建物の2階からMMGで射撃するよう命令するが、SPW251/1を止めることはできなかった。
Y6の木造建物内で混乱状態のソ連軍1個分隊が潰走不能で全滅した。
「Y6の建物内にイワンのLMGが2挺あったので、捕獲しました。」ドイツ軍J分隊からの報告だ。
X8で混乱状態のソ連軍1個分隊が、絶望時の士気値だったにもかかわらず回復に成功した。
T6のドイツ軍3個分隊がソ連軍準備射撃によって混乱状態になった。
T3のソ連軍の射撃によってX1にいたドイツ軍2個分隊がKIAで除去された!!
N2のソ連軍の射撃によって、V1のドイツ軍1個分隊が混乱状態になった。
混乱状態のドイツ軍3個分隊がいるT6を包囲するようにソ連軍の2個分隊が移動する。
T6でソ連軍がドイツ軍LMG1挺を捕獲した。
■第2ターン
ドイツ軍は可能な限り前進する。
しかし、U6の3個分隊を救えそうにない。
V10のソ連軍8-0指揮官バルンスキ中尉が後送された。(除去された)
U6にいた混乱状態のドイツ軍3個分隊はW8に脱出成功した。
W8の混乱状態のドイツ軍1個分隊が脱走した。(除去された)
ソ連軍の準備射撃でT1のドイツ軍分隊1個が混乱状態になった。
ドイツ軍がW4からN2を射撃し、ソ連軍8-1指揮官サハビッチ中尉と1個分隊が混乱状態になった。1個分隊はサハビッチ中尉の声をきかずに皆遁走した。(除去された。)
■第3ターン
ドイツ軍が前進する。
ソ連軍の激しい防御射撃だが、ドイツ軍は損害がなかった。
ドイツ軍のT1からの前進射撃でS3のソ連軍は1個分隊が混乱状態になったが、1個分隊が狂暴化した。
ソ連軍の大火力による準備射撃だが、ドイツ軍はT6にいる1個分隊が混乱状態になっただけだ。
ドイツ軍の防御射撃でT3のソ連軍2個分隊が混乱状態になった。
N2の8-1指揮官サハビッチ中尉と1個分隊がまた混乱状態になった。
これでソ連軍の損害は16個分隊中6個分隊。ドイツ軍の損害は18個分隊中3個分隊だ。
まだ勝利条件建物5個はすべてソ連軍が占領している。
■第4ターン
ドイツ軍の準備射撃だ。
T6のLMGが故障した。
U6からR5への準備射撃でソ連軍1個分隊が混乱状態になったが、1個分隊が狂暴化した。
V3からT3への準備射撃でソ連軍1個分隊が壊滅した。1個分隊が混乱状態になったので、このヘクスには統制状態の部隊が8-1指揮官しかいなくなった。
S8のドイツ軍にソ連軍が防御射撃を浴びせ、8-1指揮官ピッツ軍曹と2個分隊が混乱状態になった。
ドイツ軍の前進射撃ではT4からの射撃で捕獲したソ連軍LMG2挺が故障した。
ドイツ軍がT4の石造建物を占領した。
T9でドイツ軍8-1指揮官ピッツ軍曹と1個分隊が絶望時の士気値だったにもかかわらず回復した。
ソ連軍の準備射撃でT3のドイツ軍1個分隊が混乱状態になった。
S6でソ連軍狂暴兵が全滅した。
N2でソ連軍8-1指揮官サハビッチ中尉が狂暴化した。
共にスタックしている分隊は狂暴化しなかった。
サハビッチ中尉はしきりに叫ぶ。「ファシストドイツ軍に向かって突撃~~~!我に続け~~~~!」
しらけきった部下達はついていかなかった。
N2からの前進射撃はわずか1火力だったが、ピンゾロで士気チェック1の効果があり、ドイツ軍1個分隊が混乱状態になった。
しかも5個分隊が混乱状態だ。統制状態なのはわずか3個分隊にすぎない。
指揮官は3人中1人が除去されており、残った2人のうち1人は狂暴化していて危険な状態だ。
ドイツ軍は勝利条件の石造建物のうち1個だけ占領している。
■第5ターン
ドイツ軍の準備射撃でR6のソ連軍2個分隊が混乱状態になった。
ドイツ軍がR6とR3の石造建物に殺到する。
N2からのソ連軍防御射撃で、T2でドイツ軍3個分隊が混乱状態になった。
ドイツ軍がR6の建物を占領した。
あと1個の石造建物を占領するとドイツ軍の勝利だ。
ソ連軍狂暴化指揮官サハビッチ中尉は1個分隊を率いてSPW251/2ハーフトラックに白兵戦を挑んだが、破壊できなかった。
残り2ターンでドイツ軍はあと1個石造建物を確保できるだろうか
■第6ターン
ドイツ軍はU1で1個分隊が回復した。
ドイツ軍は統制状態分隊が10個分隊だ。ソ連軍の統制状態分隊は、ドイツ軍の半分の5個だ。
P6でドイツ軍ピッツ軍曹と2個分隊が混乱状態になった。1個分隊が壊滅した。
ソ連軍のN2のMMGが故障した!!
これは大きい。
ドイツ軍の損害は16個分隊中6個分隊が壊滅している。残りの10個分隊中8個分隊が統制状態だ。
ソ連軍の損害は16個分隊中10個分隊だ。残り6個分隊中統制状態は5個分隊だ。
ソ連軍指揮官サハビッチ中尉が狂暴状態なので、無謀な突撃をするから、その背後から前進させないR3の石造建物を保持できない。
狂暴化したサハビッチ中尉に指揮されたソ連軍1個分隊は混乱状態になった。
T3からR4への射撃はピンゾロでKIAだ!!
■第7ターン(最終ターン)
いよいよ最終ターンだ。
ドイツ軍の損害は18個分隊中6個分隊だ。統制状態は11個分隊だ。
ソ連軍の損害は16個分隊中11個分隊だ。5個分隊が統制状態だ。
R3のソ連軍へのドイツ軍準備射撃はKIA!!
ドイツ軍が残ったソ連軍に迫る。
ソ連軍の防御射撃でQ3のドイツ軍1個分隊が混乱状態になった。
ドイツ軍がR3の石造建物を占領したので、ソ連軍は石造建物1個を奪還しないと勝利がない。
ドイツ軍の損害は18個分隊中6個分隊だ。統制状態は10個分隊だ。
ソ連軍の損害は16個分隊中13個分隊だ。残りはわずか3個分隊だ。
ソ連軍2個分隊R5-R6の石造建物奪還のために最後の突撃だ。
ドイツ軍のR3やQ6からの激しい防御射撃にソ連軍が生き残った!!
しかしT4からR7への射撃でKIA!!
Q6のドイツ軍ピッツ軍曹と2個分隊が混乱状態になった。
■勝利条件の確認
ソ連軍は石造建物5個のうちN1-N2-M2、O5の2個を完全占領している。
ドイツ軍は石造建物5個のうちT4、S3-R3の2個を完全占領している。
R5-R6の石造建物はドイツ軍とソ連軍が半分ずつ占領している。
ドイツ軍が3個の石造建物を完全占領できなかったので、ソ連軍の勝利!!
ソ連軍は3人の指揮官のうち2人を失い1人だけ統制状態だ。
ドイツ軍は4人の指揮官のうち1人が混乱状態で3人が統制状態だ。
18個分隊中6個分隊を失い、4個分隊が混乱状態8個分隊が統制状態だ。
■感想
このシナリオも小さなシナリオだが最後の最後までわからない展開で面白かった。
かなりピンゾロが出て派手にKIAになった。
最後にドイツ軍が安全にO5-O6の建物に分隊を残しておけばドイツ軍の勝利だったはずだ。
Advanced Squad Leader(ASL)もいいが、オリジナルのSquad Leaderもテンポがよくて面白い。また別なシナリオもプレイしてみたい。