Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

6_James Dunnigan(デザイナー)

仏軍戦力温存最後の大反撃作戦を試してみた CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をプレイしてみた。 今回はフランス軍は引いて戦力温存し、最後の反撃で一気に奪還する作戦をとってみる。 目次 ■初期配置 ■第1ターン(1800.06.14) ■第2ターン ■第3ターン ■第4ターン ■第5ターン ■…

墺軍は早めに攻勢に出てみた CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

前回、CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をプレイしたとき、オーストリア軍は、全軍揃ってから攻撃したがMarengo(1412)に到達できずに終わった。 haruichiban0707.hatenablog.com 本ゲームの紹介はこちらだ haruichiban0707.hatenab…

激戦!! TAC025『ワーテルロー』(Napoleon at Waterloo)バトル・レポート(AAR)

『コマンドマガジン』第166号に『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy,14 June 1800)が付録ゲームとしてついてきて、NAWシステム(Napoleon at Waterloo system)について解説があったので、他のNAWゲームをプレイしてみたくなった。 『ワーテルロー』(Napolen…

墺軍 全軍揃ってからの総攻撃! CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

前回、CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をプレイしたとき、オーストリア軍は、早めに戦端を開いたが、渋滞に苦しみ、後続部隊がなかなか戦場に到達せず、集結しないで個々に戦いに入っていった。 haruichiban0707.hatenablog.com …

CMJ166『マレンゴの戦い』(Marengo:Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

『コマンドマガジン』第166号の付録ゲームは『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy, 14 June 1800)だ。 このゲームの紹介は以下のリンク参照 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 初期配置は決まっており、ユニットの裏にヘクス番号が書いてある。 ■オ…

古典的名作を堪能してみた バトル・レポート(AAR) S&T057『グデーリアン装甲集団』(Panzergruppe Guderian)その2

第6ターンまで ■第7ターン(1941/07/15-16) ソ連軍指揮官ゲラシメンコ(Gerismenko)がSmolensk(2216, 2217)救援のために、Roslavl(2626)から北上する。 しかし、2個師団が戦力0だった!! これがあるからこのゲームは面白い! 5対1でドイツ軍第10師団第69連隊…

古典的名作を堪能してみた バトル・レポート(AAR) S&T057『グデーリアン装甲集団』(Panzergruppe Guderian)その1

『グデーリアン装甲集団』(Panzergruppe Guderian)といえば、天才James F. Dunniganがデザインした古典的名作である。PGGと略称で呼ばれ、本ゲームで採用されたルールが、その後の作戦級ウォーゲームで定番ルールになったものがいくつかある。 通常の移動=>…

史実を超えられるか? AH『激闘マジノ線』(France 1940)バトル・レポート(AAR)第3弾

ドイツ軍は史実よりも速く電撃戦を行えるか?連合軍は史実よりも確実に守りきれるか?をテーマにプレイしてみた。 前回は、連合軍が史実以上に守り切ることができたが、今回はどうなるだろうか? haruichiban0707.hatenablog.com 初期配置 第1ターン(1940/05…

AH『激闘!マジノ線』(France1940)バトル・レポート(AAR)第2弾

前回、ドイツ軍の進撃を連合軍はかなり抑えて戦線を維持することに成功した。 haruichiban0707.hatenablog.com ドイツ軍は得点上は勝利したが、前進速度は史実に比べるとかなり遅くなっていた。 今回は史実との勝負をしてみた。 初期配置 第1ターン(1940/05/…

AH『激闘 マジノ線』(France1940) 史実シナリオ バトル・レポート(AAR)

アバロン・ヒル社の『激闘!マジノ線』(France 1940)(以下、本ゲーム)は、私が『タクテクスII』(TACTICS II)の次に買ったウォーゲームで、思い出深いゲームだ。 当時はデザイナーを意識していなかったが、James Dunniganの作品だ。 移動ー戦闘ー機甲部隊によ…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第27号(1986/2/1)

TACTICS第27号 表紙 TACTICS第27号(1986/2/1)を読んでみた。 付録ゲームはSPI『第1次世界大戦』(World War 1 1914-1918)。 もくじは次のとおり。 TACTICS第27号 もくじ p.6 INTEROP SPI『ロシア内戦』(Russian Civil War 1918-1922)の紹介が面白かった。並行…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第24号(1985/11/1)

TACTICS 第24号 表紙 TACTICS第24号(1985/11/1)を読んでみた。 月刊化第1号だ。 判型がB5からA4中とじに変わり、特集がなくなった。 付録ゲームは、SPI『ベルリン陥落』(Battle for Germany)。 もくじは次のとおり。 TACTICS 第24号 もくじ 発売当時は購入し…

S&T77 『奇襲空挺部隊 クレタ』(Paratroop) (Crete)バトル・レポート(AAR)第2弾

Strategy & Tactics 第77号の付録ゲーム『奇襲空挺部隊』(Paratroop)は3個の空挺作戦ゲームがついたお買い得なものだ。後にSPI社からボックス版が発売され日本でも販売された。短時間で空挺作戦の雰囲気が味わえる傑作ゲームだ。 今回は、その中の一つである…

S&T77 『奇襲空挺部隊 クレタ』(Paratroop) (Crete)バトル・レポート(AAR)

Strategy & Tactics 第77号の付録ゲーム『奇襲空挺部隊』(Paratroop)は3個の空挺作戦ゲームがついたお買い得なものだ。後にSPI社からボックス版が発売され日本でも販売された。短時間で空挺作戦の雰囲気が味わえる傑作ゲームだ。 今回は、その中の一つである…

アバロン・ヒル『激闘マジノ線』(France 1940)の思い出

最初に買ったシミュレーション・ゲームは、『タクテクスⅡ』(TACTICSII)だった。二個目に買ったのが、このゲーム、アバロン・ヒルの『激闘マジノ線』(Fracne 1940)だった。初めて買ったヘクスを使ったゲームだった。 一度手放したが、もう一度プレイしてみた…

地図間連絡ゾーン・ブロック作戦 S&T 77号『奇襲空挺部隊』(PARATROOP) 『クレタ』(Crete)

Strategy & Tactics誌 第77号(1979年11月-12月号)の付録で後にSPIから箱入りで発売された『奇襲空挺部隊』は3個のスケールもルールも異なるゲームが同梱されている。 『クレタ』(Crete)はその中の1個でドイツ軍によるクレタ島降下作戦(メルキュール作戦)をシ…

S&T 77号『奇襲空挺部隊』(PARATROOP) 『クレタ』(Crete)

Strategy & Tactics誌 第77号(1979年11月-12月号)の付録で後にSPIから箱入りで発売された『奇襲空挺部隊』は『エバン・エマール』(Eben Emael)、『クレタ』(Crete)、『レッド・デビルス』(Red Devils)の3個のゲームが同梱されている。 この3個のゲームはゲー…