国際通信社の『日本機動部隊』のシナリオ4 空母対空母をソロ・プレイしてみた。
初期配置
第1ターン(0000)
ソロプレイということで移動は各ユニットごとにダイスを振り、1,2,3なら隣のヘクスの上へ、4,5,6なら隣のヘクスの下へ移動することとした。
第2ターン(0300)
ダイスで移動するので、味方同士が同一ヘクスに入ることがある。
第3ターン(0600)
移動方向はダイスの目で決めたので、米軍ユニットがなんと3個、日本軍ユニットが2個重なった。
日本軍は連合軍艦隊を発見。米軍は報告なし。
第4ターン(0730)
連合軍は、隣接した日本軍第2艦隊発見。米軍第2艦隊を発見されていないので米軍第1、2両艦隊から攻撃隊を発進させる。
日本軍は第2艦隊から攻撃隊を発進させる。
ダイスでマーカーを動かしたので双方のダミー・マーカー同士が隣接してしまった。ダミー・マーカー同士なので裏返さないことにした。
日本軍第1艦隊は最南端のユニットだった。
ヨークタウン上空
まずは空中戦。
F4F 1ステップロス
F4F 1、零戦1ステップロス
次に爆撃
全機でヨークタウンを攻撃。
対空砲火10。さすがは米軍の対空砲火は激しい。
ダイス1なので、+4。ステップロスは0
対艦攻撃力11 ダイス1+4=5 損害11
ヨークタウン轟沈!!
翔鶴上空
まずは空中戦
F4F 1ステップロス
SBD全力で翔鶴攻撃
対空砲火
ダイス4 ダイス+2 1ステップロス
爆撃
対艦攻撃力14
ダイス 4+2=6 損害12!!
翔鶴沈没!!
翔鶴の攻撃隊は瑞鶴に届かないため全滅。
ヨークタウンの攻撃隊や上空直援機はエンタープライズに着艦。
これで残りは両軍空母一隻ずつ。
米軍戦闘機は3.5ユニット。SBD5.5ユニット。TBF1ユニット。
日本軍は零戦2ユニット。99艦爆2ユニット。97艦攻2ユニット。
米軍が有利だ。
第5ターン(0900)
米軍3ユニットが全部ダミーと判明。
米軍空母まで遠すぎて届かない。
第6ターン(1030)
両軍ともに発見した。
第7ターン(1200)
発見したので両軍ともに距離を詰める。ここからはダイスでの移動をやめた。
第8ターン(1330)
エンタープライズ上空
米軍は協力な対空射撃をたのみとし迎撃機を飛ばさなかった。
対空砲火
ダイス6 ステップロス1。ダイス+1
爆撃
対艦攻撃力8 ダイス4+1=5 損害9 エンタープライズ大破。
瑞鶴上空
空中戦
F4F 1ステップロス。零戦1ステップロス
SBD 2ステップロス。零戦1ステップロス。
対空砲火
対空能力8 ダイス5 ダイス+1ステップロス1
爆撃
対艦攻撃力6
ダイス 5+1=6 損害6 瑞鶴中破。着艦不能
両軍とも爆撃時の損害を回避するために甲板上に航空機を上げず格納庫に入れておいたので、第9ターンを残してゲーム終了。
日本軍のポイント
ヨークタウン撃沈(10)
エンタープライズ大破(7)
米軍のポイント
翔鶴撃沈(10)
瑞鶴中破(4)
17対14で3点差以内なので引き分け。
残った艦載機は、日本軍97艦攻1ユニット、99艦爆1ユニット。
連合軍はF4F 2.5ユニット。SBD3.5ユニット。
艦載機の損害は、零戦4ユニット。99艦爆3ユニット。97艦攻3ユニット。
F4F 2ユニット。SBD4ユニット。TBF2ユニット。
感想
ダイスのせいとはいえ、日本軍の空母が、航続距離の範囲以上に離れてしまったのが痛かった。逆に言うと、機動部隊を二手に分けても航続距離の範囲内で、連携しながら戦うべきだ。日本軍は零戦の迎撃能力はかなり強い。一方、米軍の対空砲火はこの時期でもかなり強い。
このゲームは手軽に空母戦の雰囲気を楽しめる好ゲームだとあらためて思った。