Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コマンドマガジン 162号(2021/12/20)

Amazonへのリンク コマンドマガジン第162号: 群雄割拠 三国志 作者:国際通信社 編集部 Amazon コマンドマガジン 162号を読んでみた。 この号の付録は『群雄割拠:三国志』 もくじは以下のとおり 特集は、ちょっと変わっていて「歴史や戦争を題材にしたボード…

コマンドマガジン第46号『D-DAY』バトル・レポート(AAR)

コマンドマガジン第46号『D-DAY』バトル・レポート(AAR)です。 【1】初期配置 図1:初期配置 【2】第1ターン(1944/06/06-06/09) 米軍4個歩兵師団、英軍4個歩兵師団+1個機甲師団が上陸開始。第1ターンは航空支援と艦砲射撃が十分あるので、よく考えて配置し…

『ドイツ戦車軍団(ハリコフ攻防戦)』ユニット数・戦闘力推移

エポック社から発表されたドイツ戦車軍団』は、『エル・アラメイン』『ダンケルク』『ハリコフ攻防戦』の3ゲームが1パッケージになった入門用作戦級ゲームだ。 国際通信社はそれに『コンパス作戦』を追加し4ゲームが1パッケージにして、ジャパン・ウォーゲー…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第27号(1986/2/1)

TACTICS第27号 表紙 TACTICS第27号(1986/2/1)を読んでみた。 付録ゲームはSPI『第1次世界大戦』(World War 1 1914-1918)。 もくじは次のとおり。 TACTICS第27号 もくじ p.6 INTEROP SPI『ロシア内戦』(Russian Civil War 1918-1922)の紹介が面白かった。並行…

戦闘結果表分析 コマンドマガジン第46号『D-DAY』

コマンドマガジン第46号『D-DAY』の戦闘結果表は、ファイヤーパワー方式で、同時に相手からの反撃もあるという独特のシステムである。下手に攻撃して反撃で思わぬ損害を被ることもあり得る。 攻撃するときに防御側の攻撃力とそれによってどのくらいの確率で…

ターンごとのユニット数/攻撃力推移 コマンドマガジン第46号『D-DAY』

コマンドマガジン第46号『D-DAY』のターンごとのユニット数推移を調べてみた。 連合軍は毎ターン機甲師団と歩兵師団を1個ずつ上陸させたという仮定で作成した。 作戦能力3のユニットは3フェイズ攻撃できるので攻撃力を3倍してある。同様に作戦能力2のユニッ…

戦闘結果表分析 コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』

コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』の戦闘結果表を調べてみた。 どのくらいの戦闘差とダイス修正があればどのくらいの確率でどんな結果を出せるのか、調べてみた。 このゲームの場合、NE狙って防御側を拘束し防御側のZOCをなくしたい時と、防御側を退却…

ユニット数・戦力推移 コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』

コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』のユニット数、戦力数がターンごとにどう推移していくか調べてみた。 英軍の増援をどのターンに投入するかで変わってくるので、4パターンになる。 一番早い第3ターンに英軍が増援に来たとしても、連合軍の戦力がドイ…

バルジの戦いゲーム一覧

Twitterでたまたま流れてきて見つけた『FORGERのブログ』中の記事。 所有しているバルジの戦いを取り扱ったゲームを一覧としてまとめたものだ。 バルジの戦いだけでもこんなにあるとは驚いた。 winter-war.cocolog-nifty.com そして個人でこれをまとめたこと…

SSシリーズ『D-DAY ノルマンディ上陸作戦』とコマンドマガジン第46号『D-DAY』

commandmagazine.jp コマンドマガジン第46号(2002/08/20)には、2個のゲームが付属している。『バルジの戦い』と『D-DAY』だ。 これらは、もともと、SSシリーズの中にあったものだ。 SSシリーズとは、翔企画が発売していたシミュレーション・ゲーム・シリーズ…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第26号(1986/1/1)

TACTICS第26号 表紙 TACTICS第26号(1986/1/1)を読んでみた。 付録ゲームはSPI『パンドラ号の遭難』(The Wreck of the B.S.M. PANDORA)。 もくじは次のとおり。 TACTICS第26号 もくじ この号は自分の持っているゲーム、興味あるゲームの記事が少なかった。 p.…

コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』史実研究

コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』のマップやユニットでバルジの戦いの史実の再現をしてみる。 最初にお断りしておくが、厳密に再現することは不可能なのでなんとなく雰囲気をくみ取っていただきたい。なぜ厳密に再現できないか、というと、どのゲーム…

ドイツ軍の突破成功!! コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』バトル・レポート(AAR)

コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』は、翔企画のSSシリーズの『バルジの戦い』の再販だ。SSシリーズは「Sサイズウォー・シミュレーションゲーム」の略で、小さいマップ、少ないユニット、簡単なルールで、短時間に、シミュレーション・ウォー・ゲームを…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第25号(1985/12/1)

TACTICS第25号 表紙 TACTICS第25号(1985/12/1)を読んでみた。 付録ゲームはSPI『ワーテルロー』(Napoleon at Waterloo)。 このゲームはマップがヘクスではなく、座標を表す数値になっており、ユニットをその数値の上に置くという面白いデザインだ。 もくじは…

歴史は点と点にすぎない

シミュレーション・ゲームを再開して、いくつかのゲームのヒストリカル・ノートを読みながら、盤上に史実通りに並べてみようと思った。 だが、史料を見てもヒストリカル・ノートを見ても、沢山あるユニットがあるターンにどこにいたかまでは再現できない。 …

【参考書籍】『歴史群像』No.171(2022/2)を読んでみた

『歴史群像』No.171(2022/2)の表紙 『歴史群像』No.171(2022/2)のもくじ 歴史群像 2022年2月号 |本 | 通販 | Amazon 第一特集は「検証 日本海軍航空隊」、第二特集は「検証 八甲田山雪中行軍遭難事件」 第一特集の「検証 日本海軍航空隊」は、海軍航空隊の歴…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第24号(1985/11/1)

TACTICS 第24号 表紙 TACTICS第24号(1985/11/1)を読んでみた。 月刊化第1号だ。 判型がB5からA4中とじに変わり、特集がなくなった。 付録ゲームは、SPI『ベルリン陥落』(Battle for Germany)。 もくじは次のとおり。 TACTICS 第24号 もくじ 発売当時は購入し…

WGHB2017『田原坂の戦い』バトル・レポート 

国際通信社の『ウォーゲーム・ハンドブック2017』には、『田原坂の戦い』というゲームが付属している。付属しているというより、このゲームが中心である。その他に、ヒストリカル・ノートやウォー・ゲームの解説、リプレイ、徳岡正肇氏のコラム『野獣げぇま…

ドイツ軍ちょんぼがなければ・・・『ドイツ戦車軍団 ダンケルク』バトル・レポート(AAR)第4弾

『ドイツ戦車軍団』の『ダンケルク』は簡単なルールですぐにプレイできるので好きなゲームだ。1940年5月10日からのドイツ軍による西方電撃戦は、展開がスピーディーな点も好きなテーマだ。 【1】第1ターン ドイツ軍25ユニット 98戦力に対して、連合軍19ユニ…

『ドイツ戦車軍団 ダンケルク』作戦研究

『ドイツ戦車軍団』の『ダンケルク』は、ドイツ軍が一方的に攻め込む。連合軍は、どう秩序だった退却をするか、その中でどう一矢を報いるか、を問われるゲームだ。 万に一つもドイツ軍の進撃を押しとどめ、ミューズ川の東に押し返す可能性はないだろう。 そ…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第23号(1985/9/1)

TACTICS 第23号 表紙 TACTICS第23号(1985/9/1)を読んでみた。 特集は『幻想遊戯の夕べ』 付録ゲームはなし。 もくじは次のとおり。 TACTICS 第23号 もくじ この号はファンタジー・ゲームやロール・プレイング・ゲームのページが多かったので個人的にはがっか…

『ドイツ戦車軍団 ダンケルク』バトル・レポート(AAR)第3弾

エポック社から1982年に発売され、ジャパン・ウォーゲーム・クラシックスとして国際通信社から再版された『ドイツ戦車軍団』は4個のゲームが同梱されている入門用ゲームだ。『エル・アラメイン』、『ダンケルク』、『ハリコフ攻防戦』、そして『コンパス作戦…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第22号(1985/7/1)

TACTICS 第22号 表紙 TACTICS第22号(1985/7/1)を読んでみた。 特集は『すばらしき戦術級の世界』 付録ゲームはなし。 もくじは次のとおり。 TACTICS 第22号 もくじ p.4 進め!空中騎兵 GDW/HJ『現代機甲戦』(Assault)シリーズ第2弾の『ブーツ・アンド・サド…

『ドイツ戦車軍団 エル・アラメイン』バトル・レポート(AAR) 第3弾

2022年(令和4年)、あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 2022年最初の投稿は、『ドイツ戦車軍団』の『エル・アラメイン』。 このゲームは、短時間でプレイできるので、お気に入りのゲームだ。 【1】第1ターン(1942年8月…