Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

米軍の増援は間に合うか? AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ12  『ウィルツへの道』(The Road to Wiltz)その2

前回まではこちら haruichiban0707.hatenablog.com ■第7ターン 3B5でドイツ軍III号突撃砲地雷原により破壊! 3T3にドイツ軍III号突撃砲がオーバーラン!米軍1個分隊戦闘不能。脱出不能のため全滅。 3M5で米軍指揮官Shaw戦闘不能 全12ターン中半分を少し超え…

ドイツ軍はウィルツへ突破できるか? AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ12  『ウィルツへの道』(The Road to Wiltz)

『戦闘指揮官』(Squad Leader)最後のシナリオはバルジの戦い。HJ『ラスト・ギャンブル』(The Last Gamble)で戦場やユニットを探してみた。 青いシャーペンの先の赤い丸のヘクス1829がウィルツ(Wiltz)。 黒いボールペンの先の青い丸のヘクスがバストーニュ(24…

CMJ166『マレンゴの戦い』(Marengo:Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

『コマンドマガジン』第166号の付録ゲームは『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy, 14 June 1800)だ。 このゲームの紹介は以下のリンク参照 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 初期配置は決まっており、ユニットの裏にヘクス番号が書いてある。 ■オ…

夏休みの工作の宿題 TAC002『シェルブール攻防戦』バトル・レポート(AAR)

夏休みの工作の宿題の気分で、『タクテクス』(TACTICS)誌第2号の付録ゲーム『シェルブール攻防戦』を自作してみた。 マップをコピーし、ルール・ブックをコピーし、ユニットを厚紙に貼ってみた。 マップについては、雑誌の綴じ込んだ部分がどうしてもうまく…

きわどい勝利 AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ11 『ザンクト・ゴアール攻撃』(The St.Goar Assault)バトル・レポート(AAR)(その2)

このシナリオは4枚の地図盤を縦に並べる。32×4=128ヘクス=5120mの戦線だ。 前回はこちら ■第5ターン 霧は晴れない ドイツ軍移動可能スタック3個 4Y8のドイツ軍III号突撃砲の砲撃で4AA4の米軍指揮官Medrow戦死!2個分隊が雲散霧消した。1個分隊戦闘不能。 ド…

地図盤1の市街地に米軍上陸! AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ11 『ザンクト・ゴアール攻撃』(The St.Goar Assault)バトル・レポート(AAR)(その1)

このシナリオは4枚の地図盤を縦に並べる。32×4=128ヘクス=5120mの戦線だ。 ■初期配置 西から地図盤2 地図盤1 地図盤4 一番東の地図盤3 勝利条件は、米軍が地図盤1枚からドイツ軍を掃討することだ。 ドイツ軍は米軍の勝利を阻止することだ。 ●ドイツ軍の作戦 …

CMJ166『マレンゴの戦い』(Marengo:Napoleon in Italy 14 June 1800)ゲーム紹介

SPI社から1975年に発売され『タクテクス』(TACTICS)誌第34号(1986/09/01)の付録になり、今回、『コマンドマガジン』第166号(2022/08/20)の付録ゲームとなった『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をご紹介する。 1800年6月14日のマレンゴの戦…

K2P『ドイツ装甲軍団2』(モスクワ'41)バトル・レポート(AAR)

国際通信社の『ドイツ装甲軍団2』は2 in 1のゲームだが、そのうちの『モスクワ'41』をプレイしてみた。 ゲーム紹介は、以下を参照。 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 ■第1ターン(1941/09/30) ●ドイツ軍第1移動フェイズ といっても、すぐソ連軍ZOC…

K2P『ドイツ装甲軍団2』(モスクワ'41)ゲーム紹介

国際通信社から2022年8月10日発売された『ドイツ装甲軍団2』はワールド・ウォー・シリーズの第10作目となり、『モスクワ'41』と『レッド・タイフーン』の2 in 1ゲームだ。そのうちの『モスクワ'41』をご紹介する。 1941年9月30日から12月5日までのモスクワ攻…

CMJ166とTAC034『マレンゴの戦い』マップとユニット比較

『コマンドマガジン』166号が到着した。 今号の付録ゲームはSPIの『マレンゴの戦い』 これは『タクテクス』(TACTICS)誌34号』 (1986/9発行)の付録でもあった。 『タクテクス』(TACTICS)誌34号を引っ張り出してきてマップを比較してみた。 左がTACTICS版、右…

戦術を変えてみた AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ10 『ラインのほとり』(Hitdorf on the Rhine)バトル・レポート(AAR)第2弾

haruichiban0707.hatenablog.com 前回の反省を踏まえて、ドイツ軍は3M2の建物の周囲に8火力ずつ地雷原を設置した。 建物中にも地雷原を設置できるが、ブービートラップも含めて地雷原と呼んでいると解釈する。 8火力でも、約半分の46%の確率で8-4-7分隊に士…

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ10 『ラインのほとり』(Hitdorf on the Rhine)バトル・レポート(AAR)

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ10『ラインのほとり ヒッドルフ』をプレイしてみた。 AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)のシナリオ9以後については、ホビー・ジャパン社は、日本語解説書に日本語を付けず、『タクテクス』(TACTICS)誌(第2号 1982/3/1)…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第49号(1987/12/1)

TACTICS第49号(1987/12/1)を読んでみた。 特集は「WAR SHIPS 今、よみがえる大艦巨砲の世界」 付録ゲームはタクテクスオリジナルの『はるかな海へ』(To the Far Sea) 表紙はHJ『フリート・バトルズ』(Fllet Battles)シナリオ9初期配置に『はるかな海へ』(To …

死角をうまく使って攻略成功!! AH『戦闘指揮官』(Squad Leader) シナリオ9 『カンヌの防御拠点』(Tha Cannes Strongpoint)バトル・レポート(AAR) 第2弾

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ9 『カンヌの防御拠点』(Tha Cannes Strongpoint)をプレイしてみた。 このシナリオではトーチカや地雷原ルールが追加される。 勝利条件は、米軍が6個分隊未満の損害で、ドイツ軍を「降伏」させることだ。ドイツ軍は1…

ドイツ軍の初期配置に悩む AH『戦闘指揮官』(Squad Leader) シナリオ9 『カンヌの防御拠点』(Tha Cannes Strongpoint)バトル・レポート(AAR) 第1弾

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ9 『カンヌの防御拠点』(Tha Cannes Strongpoint)をプレイしてみた。 このシナリオではトーチカや地雷原ルールが追加される。 勝利条件は、米軍が6個分隊未満の損害で、ドイツ軍を「降伏」させることだ。ドイツ軍は1…

ソ連軍の配置を変更してみた AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ6 バトル・レポート(AAR)第2弾(その2)

前回まではこちら haruichiban0707.hatenablog.com ■第6ターン(夜間視認距離5) ソ連軍は指揮官が2人中1人が戦闘不能 13個分隊中3個分隊が全滅。5個分隊が戦闘不能。残り5個分隊。 ドイツ軍は指揮官3人が健在。 5個分隊中2個分隊が全滅。残り3個分隊。 この3…

ソ連軍の配置を変更してみた AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ6 バトル・レポート(AAR)第2弾(その1)

前回、ソ連軍は横に展開しておいた方がいいことがわかった。 haruichiban0707.hatenablog.com 今回はソ連軍を横に薄く展開してドイツ軍の脱出を防ぐこととする。 今回はVASSALでプレイしてみた。VASSALだと夜間視認距離ヘクスが明るくなり夜間視認距離ヘクス…

零戦 vs F4Fワイルドキャット AH/HJ『エア・フォース』(Air Force)シリーズ バトル・レポート(AAR)

零戦vsF4Fワイルドキャットの1機対1機の戦いをAH/HJ『エア・フォース』(Air Force)で、VASSALで再現してみた。 ■初期配置 高度は10000フィート。約3048m。 どちらも運動速度とした。零戦21型(A6M2)は速度5(約400km/時)とF4Fは速度3(約240km/時)。 ■第3ターン…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第47号(1987/10/1)

TACTICS第47号(1987/10/1)を読んでみた。 特集は「大陸軍 みんなが待ってたナポレオニックゲーム大特集」と「マルチの世界(マルチは〇の中にチ) マルチプレイヤーズゲーム魅力の世界」 付録ゲームは<TSR/SPI>の『ワグラムの戦い』(Wagram) 表紙はAH『戦争と平和』(War</tsr/spi>…

半藤一利原作・星野之宣漫画『日本のいちばん長い日』文藝春秋(2022/07/30)

映画にもなった半藤一利の『日本のいちばん長い日』を星野之宣が描いた漫画版だ。 星野之宣のリアルな絵で描いているので迫力が凄い。 星野之宣の想像が含まれているのが、原作や映画と違うところだ。 77年前の今日から明日にかけてを描いた傑作だ。 原作、…

アクション映画のような大活躍!! AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ8 『ビッチュ突出部』(The Bitche Salient)

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)のシナリオ8をプレイしてみた。 このシナリオは、相手分隊をより多く除去した方が勝利となる。 ■初期配置 ■第1ターン(1945/01/14) ドイツ軍損害 1 米軍損害 0 ■第2ターン ドイツ軍損害 4 米軍損害 0 ■第3ターン ドイツ軍損害…

ビルマ上空 97戦vsP-40!! バトル・レポート(AAR) HJ『エア・フォース』(Air Force)

『タクテクス』(TACTICS)第44号の石川輝氏「BATTLE OVER BURMA」の記事を読んで1942年1月23日、日本の97式戦闘機25機がP-40と戦った戦いを再現してみる。 97式戦闘機はカードやユニットがないのでほぼ同性能の96式艦上戦闘機で代用する。 ■初期配置 高度1000…

古典的名作を堪能してみた バトル・レポート(AAR) S&T057『グデーリアン装甲集団』(Panzergruppe Guderian)その2

第6ターンまで ■第7ターン(1941/07/15-16) ソ連軍指揮官ゲラシメンコ(Gerismenko)がSmolensk(2216, 2217)救援のために、Roslavl(2626)から北上する。 しかし、2個師団が戦力0だった!! これがあるからこのゲームは面白い! 5対1でドイツ軍第10師団第69連隊…

古典的名作を堪能してみた バトル・レポート(AAR) S&T057『グデーリアン装甲集団』(Panzergruppe Guderian)その1

『グデーリアン装甲集団』(Panzergruppe Guderian)といえば、天才James F. Dunniganがデザインした古典的名作である。PGGと略称で呼ばれ、本ゲームで採用されたルールが、その後の作戦級ウォーゲームで定番ルールになったものがいくつかある。 通常の移動=>…

AH『リヒトホーフェン』(Richithofen's War)シナリオ1 フォッカーDr1対ソッピースキャメル バトル・レポート(AAR)

昔懐かしのAH『リヒトホーフェン』(Richithofen's war)をとり出してシナリオ1をプレイしてみた。 Boardgamegeekによると、1972年発売だから半世紀も前のゲームだ。 boardgamegeek.com ■第1ターン 赤い○がフォッカーDr1。青い○がソッピースキャメルだ。 ■第2…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第45号(1987/8/1)

『タクテクス』(TACTICS)第45号(1987/8/1)を読んでみた。 特集は「WAR MOVIES, WAR GAMES」 戦争映画の名作とその戦いをテーマにしたウォー・ゲームを紹介する特集。 付録ゲームは<TSR/SPI>の『人類創世紀』(Sticks & Stones) 表紙はどこの地図かと思った…

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ7 「ブーフホルツ駅」(Bochholz Station)バトル・レポート(AAR)

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ7「ブーフホルツ駅」(BUCHHOLZ STATION)をプレイしてみた。 バルジの戦いの1場面だ。 手持ちのバルジの戦いゲームでこの地名があるか調べてみた。 3W『Hitler's Last Gamble』でヘクス0813にこの地名があった。Trois …

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第44号(1987/7/1)

『タクテクス』(TACTICS)第44号(1987/7/1)を読んでみた。 特集は「1942:ターニングポイント」 ヨーロッパ、太平洋の双方で、1942年はターニングポイントになった戦いが行われた。1942年の戦いをテーマにしたウォーゲームのリプレイやヒストリカル・ノートの…

『スコード・リーダー・クリニック』の戦術を試してみた AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ1 バトル・レポート(AAR)

『スコード・リーダー・クリニック』に刺激されて初期配置を変えてみた。 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 F5の建物ではF6、G6、H5に分隊を配置した。(赤丸) K5の建物ではJ4とK4に分隊を配置した。(青丸) ■第1ターン(1942/10/06) H3に移動したソ連…

『スコード・リーダー・クイズ』研究 「シナリオ1 ヘクスI7の戦略」 AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)

『スコード・リーダー・クイズ』は『ジェネラル』(The General)誌に掲載され、『タクテクス』(TACTICS)誌に不定期で翻訳が掲載された。 今回は、『タクテクス』(TACtICS)第28号の記事を読みながら、改めて、盤上に並べてみた。 haruichiban0707.hatenablog.c…